<秋華賞>デアリングタクトで勝利し三冠ポーズをとる松山(撮影・奥 調)

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 牝馬3冠レース最終戦の「第25回秋華賞」(G1、芝2000メートル)は18日、京都競馬場で行われ、松山騎乗のデアリングタクト(牝3=杉山晴)が優勝。史上初の無敗、6頭目の牝馬3冠を達成した。これまでの牝馬3冠は1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイの5頭。

 勝ったデアリングタクトは父エピファネイア、母デアリングバードの血統。通算成績は5戦5勝。キャリア最少となる5戦目での秋華賞制覇は1996年ファビラスラフイン、2002年ファインモーション、06年カワカミプリンセス以来4頭目。

 鞍上の松山は牝馬3冠を含めJRA・G1・4勝目。ゴール後、手で“3冠”ポーズをとって喜びを表現した松山は「ホッとした気持ちと、ここまで任せてくださった関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。

 レースは中団の好位を取り、最終の直線で一気に加速。「ポジションは思っていたようなポジションで、折り合いもついたし、流れに乗れていい競馬ができた。(直線は外から)力がある馬なので、最後はいいところを走らせようと思った。強い馬もたくさんいたが、自分の馬が一番強いと信じて臨んだ。本当に凄い力を発揮してくれた」と振り返った。

 史上初の無敗牝馬3冠に「正直凄いプレッシャーもあったが、達成できて凄くうれしい。本当にデアリングタクトが頑張ってくれた。馬におめでとうと伝えたい。こういう馬に出合えて幸せ」と相棒を称えた。

 今後は強力古馬との戦いも待っているが「ここまで無敗でこれてますし、できればこのまま負けたくない」と無敗記録更新に意欲を示した。