漫画「我が家の献立あるある話」のカット=よぎ(yogi_0919)さん提供

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 夕食の献立を決める際のあるあるを描いた漫画「我が家の献立あるある話」がSNS上で話題となっています。毎日の献立を考えるのは大変で、夫に食べたいものを聞く妻。「何でもいい」と無関心な夫に圧力をかけ、具体的なメニューを言わせますが…という内容で「分かります」「献立を考えるのは大変」「聞いときながら」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

わが家では頻繁にあるやりとりで…

 この漫画を描いたのは、よぎ(ペンネーム)さんです。会社員として働きながら、インスタグラムで夫婦の日常についての漫画を投稿しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

よぎさん「小さい頃から絵を描くのが好きで、小4くらいから漫画を描いたりしていました。現在もエッセー漫画とは全く違う絵柄で同人誌を描いています。夫婦エッセー漫画を描き始めたきっかけは、去年の旦那の誕生日プレゼントにエッセー漫画本を自費出版で作り、旦那を驚かせたいと思ったことです(笑)」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

よぎさん「わが家では頻繁にあるやりとりで、そのたびに2人で笑っているので面白いかなと思って描きました。あとは、このやりとりはうちだけなのか、そうじゃないのか、あわよくば知りたいなと…(笑)」

Q.料理はお得意ですか。普段、何を参考に献立を決めるのでしょうか。

よぎさん「料理はプロとかではないですが得意な方かなと思います。10年間、1人暮らしだったので…(笑)メニューはその日食べたいもの、数日間の食事、その日冷蔵庫にあるものを基準にレシピノートやアプリを使って考えています」

Q.夕食の献立はよく、旦那さまに相談されているのですか。

よぎさん「よく相談しています。漫画で描いた通り、旦那の意見がそのまま採用されたことはそう多くはないですが…(笑)『がっつり系とさっぱり系、どっちがいい?』は毎回聞いていて、そこだけは意識して作っています」

Q.よぎさんの手料理で旦那さまが好きなもの、嫌いなものは。

よぎさん「グラタンが好きらしいです。苦手な料理はないようですが、賞味期限ギリギリのお肉を使うと嫌がります(笑)」

Q.ちなみに、外食はどんなお店に行くことが多いのでしょうか。

よぎさん「お互い食べることが好きなので、お互いのおすすめのお店や気になるお店に行っています。ラーメン屋が多いかもしれません」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

よぎさん「共感していただいたり、『わが家の場合は〜』のように、コメントで皆さんのおうち事情を教えていただいたりしました。ユニークな意見が多く、皆さんのご家庭をのぞき見できた気がして楽しかったです!」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

よぎさん「夫婦で楽しく過ごしつつ、読んだ人が何だか元気になれるエッセー漫画を描き続けられればいいなと思っています。また、エッセー漫画のテイストでイラストや漫画のお仕事の機会があれば、チャレンジしたいです」