美容のプロとして活動する筆者は、日頃から数多くのコスメに触れています。しかし、何度もリピートするほど惚れ込んでいる商品となると、その数はかなり絞られてきます。

今回は、筆者が「一生これでいい!」と思えるほど惚れ込み、何度もリピートせずにはいられないプチプラコスメをご紹介します。

リピート本数は10本超え! ワンコインのアイブロウ

・セザンヌ 超細芯アイブロウ(全3種/550円)

プチプラコスメの中で筆者が最もリピートしているのが、こちらのアイブロウペンシルです。

つい浮気しても必ず戻ってしまうほどのお気に入りです。その理由は、繊細で自然な眉を特にテクニックも必要とせずに描くことができるから。

このアイブロウペンシルは繰り出し式で、直径0.9mmの超細芯。そのため眉毛1本1本を描き足すように眉の形を整えていけます。

超細芯というと芯が硬すぎて書きにくいのではと最初心配でしたが、そんな心配は不要でした。発色もよく、描きやすいです。ただし、超細芯なだけに繰り出し過ぎや強い力を加えないよう注意が必要です。

水や汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方なのも◎。前髪で擦れて落ちやすい眉尻も他の商品と比較して落ちにくいと感じています。

私がずっと使い続けているのは、#03 ナチュラルブラウン。

定番のブラウンカラーで、ほのかな明るさのある筆者の髪色にぴったり。顔色をくすませることも、他の色に目移りすることもなく使い続けています。

・デジャヴュ ラスティンファイン クリームペンシル(全6種/1200円)

不器用でも思い通りのくっきりラインを叶えるクリームペンシルライナーといえばコレ。

目が大きく瞬きが多い筆者は、アイメイクが崩れやすいのが悩み。特にアイライナーは涙で滲んだ時などにパンダ目になってしまうものが多く、非常に厳しい目でもって商品を選んでいます。その筆者がもう何本もリピートしているのが、こちらの商品です。

クリームペンシルという新発想で、ジェルを超えるなめらかな描き心地を実現。不器用な筆者でも一発で思い通りのラインを描くことができます。芯も非常に珍しい楕円芯なので、当てる面を変えることで容易にインパクトを出すこともできます。

このアイライナーを使うとくっきりとしたラインに仕上がるので、いつもより目もとが引き締まったような印象に。それでいて、キツく見えることはありません。

色展開も豊富でアイメイクに合わせてチェンジできるのも嬉しいです。3本リピートしたネイビーは廃盤となってしまいましたが、現在2本目に突入した#カーキブラックも他ブランドにはないカラーで気に入っています。

黒よりも柔らかく、それでいてカジュアルに転ばない品の良さが魅力。グレーやカーキのアイシャドウを使う時にもっぱら使用しているのですが、カッコよくキマります。

・24h cosme 24 ミネラルスティックカラー(全4種/1800円)

旅行や出張の際、どうしても荷物がかさばってしまって困ることがよくあります。そんな時に重宝するのが、こちらの商品。顔中どこにでも使用することができるマルチなスティックカラーだから、1本でポイントメイクの約9割を完成させることができます。

目もと、頬、唇に同じ色をまとったときの仕上がりが最初心配でしたが、逆にメイクに一体感が生まれてしっくりきます。

肌にするするとのびていくのでなじませやすく、フィット力も◎。ヨレることも、崩れることもないのに、石けんでオフでき、肌に優しいところもお気に入りのポイントです。ナチュラルなものは発色があまり良くないものもありますが、こちらは見たままの色に発色して時間の経過とともにくすむこともありません。そして、その仕上がりにはほどよいツヤが宿ります。

4色すべて所持していますが、何度もリピートするほど惚れ込んでいるのは、#01 チェリー。

落ち着いたトーンのチェリーレッドで、派手に思えて赤いコスメを敬遠してきた私でも使いやすいデイリーに使いやすい派手さを抑えた赤です。それでいて血色感はしっかり出して芯の強いアクティブな女性に見せてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、美容のプロである筆者が「一生これでいい!」と思えるほど惚れ込み、何度もリピートせずにはいられないプチプラコスメをご紹介しました。ぜひこの機会に気になる商品があればお試しください。

※商品の価格はすべて税別です。

遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル