阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

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中日戦の7回に登板しアルモンテへの4球目で161キロ

■中日 4-2 阪神(13日・ナゴヤドーム)

 阪神の藤浪晋太郎投手が自己最速を更新する161キロをマークした。13日、敵地ナゴヤドームでの中日戦。2点ビハインドの7回にマウンドに上がると、アルモンテの4球目に161キロを記録した。

 先頭の大島に対しての2球目に159キロをマークすると、続く3球目は160キロ。4球目の158キロで遊ゴロに打ち取った。続く京田を159キロで遊ゴロに斬って2死とすると、アルモンテを打席に迎えた。

 カットボール3球で1ボール2ストライクとすると、4球目のストレートで161キロをマーク。ビジョンに球速が表示されると、スタンドのファンからはどよめきが起こり、最後はカットボールで空振り三振に仕留めた。

 球団内での新型コロナウイルスの集団感染の影響で9月25日に緊急昇格した藤浪。中継ぎとして起用され、この日が昇格後9試合目の登板だった。この161キロの瞬間を「DAZN(ダゾーン)」のツイッターが動画で紹介すると、ファンからは「藤浪スゲー」「凄いの一言」「ストレートで客を呼べるピッチャーやな」とのコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)