採用面接ではどの会社を受けても基本的には同じようなことを聞かれるが、中には予想外のことを質問されるケースも珍しくない。ガールズちゃんねるに10月11日、「驚いた面接の時の質問は?」というトピックが立った。

「どうしてそんなに太ってるの?何食べて太ったの?まじで、質問されたよ…接客業だからかな?」
「体重を聞かれた事です。制服のサイズがの確認のために必要と言われました。体重を言った後もメモしたり、その後『S、M、Lどのサイズをよく着ますか?』と聞かれたのでわざわざ体重を言う必要あったのかなと思いました」

体重を聞くというセクハラ被害に遭ったという声が散見された。「仕事に必要」と称して聞いてくる人もいるようだが、いざそのようなことを聞かれた、その会社のコンプライアンス意識の低さを感じてしまいそうだ。(文:石川祐介)

「結婚してるの?お子さんは?そろそろ産まないの?」

書き込みを見ていくと、彼氏の有無を聞くといったセクハラ的な質問をされたという人は多い。

「結婚して2年目で転職活動してた時はどこの面接行っても聞かれたな。気分が良い質問ではないけど、聞き方でその企業の印象全然違うよね」
「不妊治療しても授からなくて諦めてパートに出ようとした時、すごい聞かれた。結婚してるの?お子さんは?そろそろ産まないの?って。悲しくなったからもう面接に行くのも辞めた」

ただ、セクハラ目的というよりも、結婚後、出産後に退職されることを危惧して聞いているのだろう。とは言え、それは会社側が女性に結婚や出産した女性社員が継続して働ける環境を整備していないだけであるため、結婚や出産について聞いてくる会社は男性主導型の古臭い会社の確率が高そうだ。

「血液型。B型は省いてるらしい」
「血液型は?→AとOしか取らない方針と言われた」

他にも、血液型を理由に他者を不快にさせる"ブラッディハラスメント"も横行している。B型に対する偏った見方をする人は一定数いるが、採用面接でもその色眼鏡をかける採用担当者がいることには驚きだ。確実に法律違反だろう。

「人生で一番心惹かれた映画は?」と聞かれ困惑した人も

直接的なものではなくても、親族に関する質問に驚かされたという声も少なくない。

「友人の話だけど、『集団面接の後、自分だけ部屋に残されて両親の離婚理由聞かれて嫌だった』って言ってた。聞いてどうするつもりだったんだろう」
「面接で『お父さんの仕事はなんですか』って言われて『タクシーの運転手』って答えたら面接官が『タクシーの運転手か』ってバカにしたような言い方だったので腹がたちました。父の職業をバカにするなんて最低」

家族の問題を詮索してきたり、家族の職業を馬鹿にされたりなど人間性を疑いたくなるような採用担当者もいる。人事は会社の顔であるため、非常識な人に採用活動をやらせていると、優秀な人材は寄り付かないのではないだろうか。

「『人生で1番心惹かれた映画はなんですか?』一瞬、頭の中真っ白になった」
「ちょっと珍しい部活をしてたので『ポジションはどこ?』って聞かれました。飲食店なんでまっっったく関係ないんですけどね」

何を意図しているのか不明な質問も多い。場を和ませようとしているのかもしれないが、必死の思いで受けている人もいるため、意図の読めない質問はあまりしないほうが良いように思える。

面接は求職者側も企業を判断する指標になるため、採用担当者も高いコンプライアンス意識を持って臨むべきだ。