ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンにあるホワイトハウスで(2020年10月10日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP

写真拡大

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は11日、自身には新型コロナウイルスに免疫があると発言した。トランプ氏は支持率が急伸する大統領選の対立候補、ジョー・バイデン(Joe Biden)氏への巻き返しを図るべく、選挙遊説に復帰する準備を進めている。

 トランプ氏は米FOXニュース(Fox News)の電話インタビューで「私には免疫があるようだ。長期間持続するかもしれないし短期間かもしれず、私には分からないが生涯持続する可能性もある。誰にもよく分からないが、私には免疫がある」と発言。トランプ氏の専属医はこの前日、同氏が新型ウイルスを他人に感染させる恐れはないと発表していた。

 トランプ氏はその上で、「あなたたちの大統領には免疫がある。だから今、あなたたちの大統領はその対立候補のように地下室に隠れる必要がない」と述べ、新型ウイルスの流行下でトランプ氏に比べてかなり慎重に選挙運動を行ってきた民主党のバイデン氏を攻撃した。

 続けて、バイデン氏自身もウイルスに感染する可能性を示唆した。トランプ氏は「ジョーを見てみると、きのう彼はひどくせきをしていたし、せきをしながらマスクをつかんでいた」と指摘。「これがどういうことかは私には分からないが、あまり報道されなかった」と述べた。

 トランプ氏が新型ウイルスの検査で陽性反応が出た10月1日以降、バイデン陣営はバイデン氏の新型ウイルスの検査結果を毎日公開してきた。バイデン氏に比べトランプ氏の健康状態をめぐる情報は少なく、トランプ氏の医療チームは、同氏が新型ウイルスの検査で陽性を示す前、いつまで検査で陰性を示していたのかについて繰り返し回答を避けてきた。これにより、同氏は感染が判明する前の数日間、新型ウイルスの検査を受けていなかった疑いが浮上している。

 トランプ氏は陽性結果を受けて3泊の入院と選挙運動の計画変更を強いられた。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
トランプ氏をモルモット扱いの声も 未承認の抗体カクテル療法とは?
新型コロナ、ウイルス感染で免疫系が過剰反応 命の危険も
【解説】新型コロナの流出源? 武漢研究所を取り巻く疑惑