日本の202年度の最低賃金は902円(全国平均)ですが、スイス・ジュネーブ州では住民投票によって最低賃金が23スイスフラン(約2600円)と、世界最高水準に引き上げられました。

労働者からすればうらやましい限りですが、いったいなぜそれを可能としているのでしょうか。

 


スイスの西端に位置するジュネーブ州。

11月1日から適用され、仮に週41時間の労働をしたなら、最低でも月収4000スイスフラン(約45万6000円)を得られる計算です。

これを可能にしている理由として挙げられるのは、
スイスのGDP(国民総生産)は1人当たり世界2位の8万ドル超えであること。(日本は半分以下の4万ドル弱)
・付加価値の高い製造業と金融が好調で、もともと高い低賃金でありながら非常に低い失業率であること。

最低賃金を上げると失業率も上がりやすいと言われていますが、安定成長を遂げているスイスだからこそ可能だとのことです。

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