リバプールMF南野拓実【写真:AP】

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リバプールのアシスタントコーチを務めるラインダース氏、南野の成長を実感

 リバプールのアシスタントコーチを務めるペップ・ラインダース氏が、日本代表FW南野拓実についてブラジル代表FWロベルト・フィルミーノと同じ役割をこなしているとし、「プロ意識が際立っている」などと称賛している。

 英地元紙「リバプール・エコー」が報じた。

 ユルゲン・クロップ監督の右腕としてチームを支えるラインダース氏は今年1月に加入した南野、そして今夏にウォルバーハンプトンから加入した新戦力のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタのパフォーマンスに好印象を持っているという。

 加入1年目は公式戦13試合出場で無得点に終わった南野だが、今季はアーセナルとのコミュニティー・シールドで移籍後初ゴールをマーク。さらに9月24日のリーグカップ3回戦リンカーン・シティ戦(7-2)では2ゴール1アシストと躍動した。

 ラインダース氏はリーグカップでの南野のパフォーマンスについて問われると、不動のレギュラーであるブラジル代表FWロベルト・フィルミーノと同じ役割でチームに貢献しているとし、南野に対する賛辞を口にしている。

「彼はロベルト・フィルミーノがやっているのと同じように、チームをコレクティブ(組織的)にしてくれる。彼のプロ意識はピッチの中でも外でも際立っている。彼のここまでの成長は本当に素晴らしく、いつでもすべてを出し切ってくれる選手だ」

 「リバプール・エコー」は「リバプールのアシスタント、ペップ・ラインダースが南野拓実とロベルト・フィルミーノの類似性について語る」との見出しでコメントを報じている。プレミアリーグではまだ出場機会が限られているものの、ラインダース氏は南野の成長を実感しているようだ。
(Football ZONE web編集部)