リモートワークになって、ノートPC1台あればどこでも仕事ができることに気づいた方もいるでしょう。

クラウド上のファイルは編集するデバイスを選ばないので、スマホやタブレットでの作業も可能ですよね。

ただ、なかには仕事をする上で必要な環境が、特定のデバイスにしかないケースもあるかと思います。今回は、そんなときに活用したいリモートデスクトップアプリ『Jump Desktop』をご紹介します。

仕事をする場所の制約をさらに減らしてくれそうですよ。

OSの垣根を越えて、異なるデバイス間で作業ができる

『Jump Desktop』を利用すれば、手元のデバイスから離れた場所にあるデバイスを操作できます。たとえば、自宅のMacから職場のWindowsに接続したり、外出中にiPhoneやiPad、Androidデバイスから自宅のMacに接続して操作ができます。

仕事で使い慣れた環境をそのままに、異なるデバイスから作業ができるので、業務用ソフトをすべてのデバイスにインストールしなくても済みますし、タブレットだけ持ってソファーに行き、パソコンに接続すればシームレスに仕事が続けられるでしょう。

セットアップは『Chromeリモートデスクトップ』並みにシンプル

Screenshot: 山田洋路 via Jump Desktop

『Jump Desktop』をセットアップするには、まず接続元のデバイスにJump Desktopアプリをインストールします。アカウントを作成してサインインしたら、接続先のデバイスにJump Desktop Connectをインストール。ネットワークまわりのややこしい設定は「Automatic Setup」におまかせです。

Screenshot: 山田洋路 via Jump Desktop

次に、接続先のデバイスにインストールしたJump Desktop Connectの「Add a remote access user」に自分のアカウントを追加して連携させます。すると、接続元のJump Desktopアプリ側に接続先のデバイス名が表示された状態に。デバイス名はわかりやすく変更しておくこともできます。

Screenshot: 山田洋路 via Jump Desktop

デバイス名をクリックして、WindowsやMacのアカウントにログインすれば接続完了です。なお、リモートデスクトップでは空パスワードのアカウントにはログインできませんので要注意です。

エンドツーエンド暗号化で通信がセキュア

Screenshot: 山田洋路 via Jump Desktop

接続にはデフォルトで「Fluid Remote Desktop」というプロトコルを使用していて、60fpsでの画面共有を低帯域幅で実行可能とのこと。利用可能な帯域幅に応じて画質を調整してくれるようですが、リモートでもカクカクすることなく動画を再生したいときは、LANケーブルで接続するのがよさそうです。

アカウントのサインインは、二段階認証、AppleやGoogleのアカウントによるソーシャルサインインが利用できます。

また、エンドツーエンド暗号化により、通信データが傍受される心配もありません。

接続先のデバイスはスリープしないように設定

Screenshot: 山田洋路 via Jump Desktop

リモートデスクトップは、接続先のデバイスがスリープや休止状態になっていると利用できません。

『Jump Desktop』は、ネットワークからスリープを解除するリモートウェイクアップにも対応していますが、利用するデバイスをあらかじめスリープしないように設定しておくほうが運用がシンプルでしょう。

Windowsは「システム」の「電源とスリープ」から、Macなら「システム環境設定」の「省エネルギー」から設定できます。

WindowsとMacに対応し、iOS、Androidデバイスから接続できる『Jump Desktop』は、公式ページからダウンロード可能。Jump DesktopアプリはWindows版が無料、Mac版が3680円(Mac App Store)、iOS版が1840円、Android版が520円となっています。

あわせて読みたい

MacBook化のジレンマ。最新の「iPad×Magic Keyboard」はメイン機にふさわしいか?

用意するものは2つ。手元の書類を簡単にWebカメラで映す方法

会社支給のWi-Fiには注意。VPNでネット上のプライバシーは守れるのか?

Source: Jump Desktop

image: Jump Desktop

Screenshot: 山田洋路 via Jump Desktop