全仏オープンテニス、男子シングルス1回戦。試合を終え、イゴール・ゲラシモフ(左)とラケットを突き合わせるラファエル・ナダル(2020年9月28日撮影)。(c)MARTIN BUREAU / AFP

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2020)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はイゴール・ゲラシモフ(Egor Gerasimov、ベラルーシ)を6-4、6-4、6-2で下し、四大大会(グランドスラム)史上最多タイとなる20勝目に向けて走り出した。

 ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が持つグランドスラムの最多優勝記録にあと一つと迫っている34歳のナダルだが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって開幕が4か月遅れた今大会について、肌寒く湿度が高いコンディションであることを考慮すると、タイトルの防衛は「これまでで最も難しい」と評している。

 15年前に初出場ながら全仏オープンを制し、今回13度目のタイトル制覇に向けてスタートを切ったナダルは「率直に言ってうれしい。するべきことを全てやった。それ以上は望まなかった」とコメント。

 また、1日あたりの入場上限が1000人になる中、少数のファンに向けて「シャトリエ(メイン会場のフィリップ・シャトリエ<Court Philippe-Chatrier>)に戻って来ることができとても幸せ」と語った。

「来年はいつもの大会に戻ってくれることを願っている。そうなれば、僕も素晴らしい観客の前でプレーできる」

 世界ランキング83位で、全仏オープンのメインドローに初めて入った31選手のうちの一人であるゲラシモフ相手に32本のウイナーを奪ったナダルは、アンフォーストエラーをわずか20本に抑えた。

「一つもミスをしたくなかった。今年は違ったローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)になっていて、気象条件もとても難しい。だが、僕らはベストを尽くすためにここにいる」

 ナダルは2回戦で、マッケンジー・マクドナルド(Mackenzie McDonald、米国)と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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