毎日使うトイレ。ウォシュレット部分がきれいだとうれしいですよね。
掃除スペシャリストとして家事や掃除をラクにする工夫を発信し、著書もあるAyakaさんが、トイレのウォシュレット部分をきれいにする掃除テクを教えてくれました。

トイレのウォシュレット掃除。顔に使う○○でピカピカに!



わが家では汚れたときのほか、月1回トイレ掃除をしています。そこで活躍しているのが塩素系漂白剤の泡ハイター。

●ウォシュレット部分は洗剤が流れ落ちてしまう!

ウォシュレット部分はなかなか掃除ができない場所なので、月に1回はしっかりと汚れを取りたいもの。


ウォシュレット部分は洗剤が流れ落ちてしまいます

でも液体タイプはもちろん、泡タイプの洗剤もウォシュレット部分にとどまってくれず、このように下に流れ落ちてしまいます。

そこで顔に使う「コットン」を使用すると、洗剤が密着するんです。

●スキンケア用のコットンで「洗剤パック」


使用方法はとても簡単。

コットンに洗剤(ここでは泡ハイター)をつけて、きれいにしたい部分に密着させるだけ。
トイレットペーパーよりも液がたっぷりと密着し、汚れがするっと落ちます。


こんな感じで、掃除用手袋をはめた指でコットンとハイターが中に入り込むように押し当ててください。

そのまま泡ハイターの裏の使用方法に記載してあるつけおき時間に従って放置します。
(※泡タイプではない塩素系漂白剤の場合も同様に、記載通りに放置してください)


洗剤が下に垂れ落ちず、汚れにぴったり密着!


しっかりと汚れを取りたいからこそ密着が必要です。

●放置した後は霧吹きでしっかり洗い流します

放置した後は、水でしっかりと洗い流します。
ちなみにここでは、霧吹きを使用しています。


横向きにしてもスプレーができるタイプの霧吹きがおすすめ。
中までしっかりと水が届き、ペットボトルで流すよりもしっかりとすすぎができます。


こんなにきれいになりました!(Before写真は汚すぎるので自粛します。)


最後に水分を不要の布でふき取ります。
今回はいらなくなったTシャツを再利用してふき上げました。


意外と汚れやすいウォシュレット部分。
塩素系漂白剤は強い洗剤ですが、より効果的に汚れを落としてくれるのがコットンとハイターの組み合わせ。

おうちでぜひ試してみてくださいね。お見苦しいお写真が多く大変失礼いたしました。

※塩素系漂白剤、塩素系カビ取り剤は、クエン酸などの酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に同時に使用しないでください。塩素系の洗剤を使用する場合にはゴム手袋をして、必ず換気を行うようにしましょう。
※酵素系漂白剤で手荒れすることもありますので、使用する場合にはゴム手袋をしましょう。
※アルミ素材の換気扇やコーティング加工してあるものは変色変質の恐れがあるので中性洗剤を用いて下さい。
※ここで紹介している掃除道具や洗剤のなかには、建材や設備機器によって使用してはいけないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また、掃除道具と洗剤の注意書きを事前に確認してから、使用してください。各種洗剤を使用する際には、ゴム手袋を着用してください。

●教えてくれた人
【Ayakaさん】


整理収納アドバイザー1級、掃除スペシャリスト1級、ルームスタイリスト1級。5歳と2歳の子どもをもつ母。2016年にマイホームを建てたのを機に、掃除、収納、日々の暮らしをSNSに投稿するように。書籍『時間もお金もかけない! ほったら家事
』を出版