ロッテ・澤村拓一【写真:荒川祐史】

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1点リードの8回に登板しソフトバンクの中軸をねじ伏せた澤村

■ロッテ 7-4 ソフトバンク(25日・ZOZOマリン)

 25日にZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンクとの首位攻防戦に快勝し、首位と1ゲーム差に迫ったロッテ。1点リードの8回にソフトバンクの反撃をねじ伏せたのは、巨人からトレードで加入した澤村拓一投手だった。

 この日の3番手としてマウンドに上がった澤村。先頭の柳田に対して4球連続でスプリットを投じ、最後は149キロで空振り三振に仕留めた。続く中村晃には内野安打を許したものの、デスパイネを見逃し三振。グラシアルもスプリットで二ゴロに封じた。

 この日、澤村は18球を投じ、そのうちスプリットが13球。ストレートとのわずか2球種でねじ伏せ、ストレートは最速156キロ、スプリットでも150キロをマークした。巨人からロッテに移籍し初登板となった9月8日の日本ハム戦から、これで6試合連続無失点。好リリーフを続けている。

「DAZN(ダゾーン)」の公式ツイッターでは柳田を三振に斬った149キロのスプリットを動画で紹介。その驚異の斬れ味にファンからは「澤村すごすぎる」「柳田でさえも打てないこの化け物スプリット」「惚れ惚れする球を投げてる」「スプリットえぐいな」と絶賛の声が上がっていた。(Full-Count編集部)