年収200万円台で幸せになる生き方とは? 森永卓郎・康平親子が語る

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コロナショックの出口すら見えないなか、年収300万円どころか年収200万円台が当たり前の社会が訪れようとしている。そこで、年収200万円台で幸せを摑むアフターコロナの新しい生き方を森永卓郎・康平親子に聞いた。

◆森永卓郎・康平親子が語る!年収200万円時代の生き方

 ’03年に「年収300万円時代」の到来を予言した経済アナリストの森永卓郎氏。コロナ禍の現在、森永氏は新刊『年収200万円でもたのしく暮らせます』(PHP新書)内で「今後は、年収200万円時代が来る」と警鐘を鳴らした。そこで今回、森永氏の息子であり、同じく経済アナリストの康平氏との親子対談を実施。世代の離れた2人の専門家が語る年収200万円時代の生き方とは――。

卓郎:ビフォーコロナから30年間続いたグローバル資本主義の弊害が噴出し始めていて、世界的なバブル崩壊は近かった。コロナショックはその流れを加速させたにすぎない。10年以内には間違いなく国民の平均年収が200万円台の時代が到来するよ。

康平:新型コロナの影響で日本の4〜6月期の実質GDPは年率27.8%も減少し、企業業績もボロボロ。にもかかわらず、日経平均株価は2万3000円前後をキープしている。違和感を覚えるね。

卓郎:この200年間で経済バブルは世界で70回くらい起きているけれど、いずれも例外なくはじけている。コロナショックは実は序章で、グローバル経済バブルの崩壊という本丸が追い打ちをかける。日経平均は7000円台まで急落して、今まで投資で儲かっていた人たちも奈落の底に落ちていくんじゃないかな。

◆東京一極集中時代の終焉

康平:格差拡大は年々ひどくなっていて、バブルの崩壊による経済危機で、今後もさらに拡大していくという点については同意かな。ちなみに、今後日本はどう変わると思う? 親父がずっと主張しているのは「東京一極集中時代の終焉」だよね。

卓郎:東京に住むメリットがないからね。今回のコロナショックで、ここ25年間で初めて東京の人口が減ったんだ。実際、東京にはいろんな弱点があるんだよ。そのひとつが、災害対策の弱さ。

水害を例に挙げると、東京都は中期目標で「時間雨量75mmに耐えられる23区にしよう」と掲げているけど、今年の九州豪雨では1時間の雨量が110mm以上を記録している。

仮に東京でも九州のような線状降水帯が発生したら、23区の3分の1が水没することになる。あと、数年内に首都直下地震が起きる可能性も高いしね。

康平:人口密度が高いから、感染リスクも高い。生活コストも高いし、「そこまでして東京に住みたいか?」ということに、気づき始めた人も徐々に増えてきた。

◆東京は稼ぎたい人だけの“戦場”でいい

卓郎:今年が転換点で、今後、東京からどんどん人が流出していくんじゃないかな。

康平:年収200万円時代が到来すると、東京は物価が高すぎるというデメリットもある。

卓郎:そうそう。特に、東京は家賃の金額が恐ろしい。去年、新宿区四谷の新築アパートの募集を見たら、なんと3畳一間で家賃が7万8000円だよ! 郊外なら、余裕で戸建てが借りられるレベル。年収200万円になったらまず固定費を減らさないといけないのに、都心に住むのは悪手でしょ。

康平:でも、家賃が安いからといって、東京の人がいきなり田舎に住むのは難しいんじゃない?

卓郎:田舎は人間関係が密だし、消防団とか村祭りの準備とか道路整備とか、生業以外の村の仕事が結構多いからね。だから、住むなら、都会と田舎の中間にある「トカイナカ」がおすすめ!

私は東京から50厠イ譴森抒阿暴擦鵑任い襪韻鼻△垢瓦快適。周囲に畑がいくらでもあるから、自分で野菜を育てれば、食費もかからない。