アーロン・アラメダと対戦するルイス・ネリ【写真:Getty Images】

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リスペクトするネリ戦へ自信「俺の実力を目撃するだろう」

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリは、26日(日本時間27日)のWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦(米コネチカット州)で同級6位アーロン・アラメダ(ともにメキシコ)と対戦する。ネリとの無敗対決に挑むアラメダは「俺はネリをリスペクトしている。偉大なファイターだ」と褒め殺しに出ながらも、「俺の実力を目撃するだろう」と自信ものぞかせている。

 30戦全勝のハードパンチャーと、スーパーバンタム級のベルトを争うアラメダ。下馬評はネリ有利が囁かれる中で、アラメダも虎視眈々と牙を研いでいる。

 米専門メディア「ボクシングシーン.com」によると公式会見でアラメダは「ルイス・ネリを相手にした俺の実力をあなたたちは目撃するだろう」と意気込んでいるという。

「ネリを相手にしたときの俺の実力を。そして俺はネリをリスペクトしている。偉大なファイターだ。そこは何の疑いもない」

 キャリアでは上のネリに対して、リスペクトの思いも明かしたアラメダ。一方でプランも練っている。「ネリはパワフルなパンチャーだ。彼がどういう感じで戦ってくるのかまず見なければならない。あまり激しく来ないのか、即座にKOを狙ってくるのかどうかだ。俺達は戦略を練っている。どんな風に彼が戦ってきても準備は出来ているんだ」と対策は万全の様子だ。

 アラメダも25戦全勝(13KO)と底を見せていない。メキシカンの無敗同士の注目対決へ、「俺たちはハードなトレーニングを続けてきた。ルイス・ネリはタフな相手であることは分かっている。だけど準備はできている」と話している。(THE ANSWER編集部)