ゴディン、わずか1年でインテル退団決定…カリアリが3年契約締結を正式発表!

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 カリアリは24日、インテルからウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンを獲得したと発表した。契約は2023年6月30日までの3年間で、背番号は「2」に決まった。

 現在34歳のゴディンは、母国のCAセロでデビューを飾り、名門ナシオナルを経て、2007年夏にビジャレアル加入。同クラブで3シーズンを過ごし、2010年夏にアトレティコ・マドリードへと完全移籍を果たした。アトレティコでは公式戦通算389試合に出場し、クラブを18年ぶりのリーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ決勝進出、2度のヨーロッパリーグ優勝などに導いた。

 ゴディンは昨夏、アトレティコとの契約満了に伴い、フリートランスファーでインテルに加入した。しかし、アントニオ・コンテ監督の用いる3バックシステムに順応しきることができず、昨季のセリエAでの出場は23試合に留まった。安定した出場機会を求めて1年での退団が噂され、移籍先の候補にはカリアリのほかに、今季のCL本戦に出場するフランス1部レンヌの名前も挙がっていた。

 カリアリは昨季のセリエAで好発進を切ったが、徐々に失速して最終的には14位でフィニッシュ。今夏は元ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏を新監督に迎え、これまでにアヤックスからルーマニア代表MFラズヴァン・マリン、フィオレンティーナからU−21イタリア代表FWリッカルド・ソッティッルらを獲得。また、ゴディンのアトレティコ時代の恩師であるディエゴ・シメオネ監督の息子ジョバンニも、今夏から完全移籍で加わっている。