ブラジル杯で名門ヴァスコ・ダ・ガマを相手に存在感を示した本田。(C) REUTERS/AFLO

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 現地時間9月23日、ブラジル杯4回戦の第2レグが行なわれ、本田圭佑が所属するボタフォゴはヴァスコ・ダ・ガマとのアウェー戦に臨み、0-0で引き分けた。この結果、第1レグを1-0で勝利したボタフォゴがベスト16に駒を進めている。

 本田は第1レグ、第2レグともにキャプテンマークを巻いて先発。中盤の底でプレーし、攻守の要となってチームを牽引した。 

 現地紙『Lance!』は、「ボタフォゴの勇敢なる勝利だ。ホンダはこの試合のハイライトであり、中盤の目玉だった。素晴らしい働きだ」と称えた。また、現地メディア『globo』も「ホンダは非常に存在感があった」と評し、採点ではDFカヌの「7.5」に次ぐ高評価の「7.0」をつけている。

「日本人プレーヤーは他と差のつくクオリティーの試合をし、第1レグに引き続いて良いレベルを維持している。彼は意欲をもってプレーし、ボタフォゴの試合を整理しながらチームを導いていた」

 また、現地サポーターもこの勝利を絶賛。ベスト16進出を報告するクラブの公式SNSには2000件以上のコメントが殺到した。

 特に本田の活躍に言及したものが多く、「キャプテン・ホンダ!すばらしいパーティー」「ありがとう、ホンダ」「今日のホンダは異次元だった。彼の創ったゲームは一体なにが起きたのか分からない!」「ホンダは怪物だ!間違いない」「素晴らしいプレーだった」などの声が相次いでいる。

 ブラジルでキャプテンとして奮闘する本田。チーム初の日本人プレーヤーに対する信頼は、着実に積み重ねられているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部