先日行われたブンデスリーガ開幕戦、ヴェルダー・ブレーメンvsヘルタ・ベルリン戦では、ハーフタイムで交代した大迫勇也に対してファンから厳しい反応が見受けられた。そんな中で地元紙ヴェーザー・クーリエが報じたところでは、同僚のマルコ・フリードルが改めて、ファンのとった行動へ理解を示すと同時に、大迫勇也を擁護する発言も行っている。

 「確かにあの時、ブーイングを受けていたのは勇也だった。でも決して彼をスケープゴートにしてはいけない。」そう語った同選手は、「僕たちチームの問題なんだ。あの時ハーフタイムで交代するなら誰でもブーイングを受けていた事だろう」とコメント。「前半で2点奪われればファンは悔しいし、ブーイングだってするさ。当然だろう。逆に彼らは、僕たちがちゃんとパフォーマンスを発揮するなら、真っ先に応援してくれる存在でもあるんだ。だから彼らの行為は理解できる」
  
 そして大迫については「勇也は非常に大きなクオリティをもった選手であり、僕たちのプレーの中で重要な存在なんだ」と述べ、「僕たちはもちろん、勇也とロッカールームで話をしたけど、でも彼は十分にこれを乗り越えられるだけのプロフェッショナルさ。当然ながらファンからのブーイングで良い気分はしないだろうけど、でもサッカーにつきもの。最初はちょっと不安定になっても、それからうまく対応していくものさ」と言葉を続けている。