加入したばかりなのにプレミア“MVP候補” 全てを赤に染める中盤の魔術師
気が早すぎる話だが、今季のPFA年間最優秀選手賞は誰が手にするだろうか。
PFA年間最優秀選手賞とはイングランド国内でプレイする選手を対象に、そのシーズン最も活躍した選手に贈られる個人タイトルだ。昨季はマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネが受賞したのだが、果たして今季は誰が手にするのか。
早くも『SkyBet』ではベッティングが始まっているようなのだが、英『Sportbible』によれば今季もデ・ブライネが1番人気になっているという。ただ、注目すべきは6位の選手だ。
10位にはチェルシーFWクリスティアン・プリシッチ、9位はアーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤン、8位リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイク、7位リヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドと続いており、チアゴの人気は彼らを上回っている。
チアゴはアシストを量産するタイプの選手ではないが、中盤を支配する存在としてはマンCのデ・ブライネに最も近い存在と言えるか。リヴァプール版のデ・ブライネになれるはずで、デ・ブライネVSチアゴのMF合戦も今季の注目ポイントになる。
ちなみに5位はリヴァプールFWサディオ・マネ、4位リヴァプールFWモハメド・サラー、3位マンチェスター・シティFWラヒーム・スターリング、2位マンチェスター・ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデスと続いており、やはりリヴァプールとマンCの選手は人気が高い。
今季もリヴァプールとマンCの優勝争いを軸に、デ・ブライネやサラーといった選手たちが個人タイトル争いを展開することになると予想されているのだろう。
実際に両チームの実力は抜きん出ており、今のプレミア2強と言っても大袈裟ではない。チアゴが加わったことでリヴァプールの攻撃力はさらにアップするはずだが、今季のプレミアで最も輝くのは誰か。