プレイステーション5(PS5)には光学ドライブのある通常モデルと光学ドライブのないデジタルエディションの2つのモデルが存在するのですが、デジタルエディションの方は通常モデルよりもはるかに在庫が少なくなると報じられています。

PlayStation 5 Digital Edition stock far lower than standard PS5, sources say - Eurogamer.net

https://www.eurogamer.net/articles/2020-09-21-playstation-5-digital-edition-stock-far-lower-than-standard-ps5-sources-say

PS5 retailers have many fewer Digital Edition systems for preorder [Updated] | Ars Technica

https://arstechnica.com/gaming/2020/09/ps5-retailers-have-many-fewer-digital-edition-systems-for-pre-order/

2020年9月17日に放送されたPLAYSTATION 5 SHOWCASEの中で、PS5の発売日や販売価格、詳細なスペックが明らかになりました。

「プレイステーション5(PS5)」の発売日は11月12日に決定&価格は3万9980円から&詳細スペックも明らかに - GIGAZINE



PS5の通常モデルは4万9980円、ドライブなしのデジタルエディションは3万9980円であるため、より安価なデジタルエディションには大きな需要があるものと思われます。しかし、海外ゲームメディアのEurogamer.netが小売業者から入手した情報によると、デジタルエディションの在庫は通常モデルよりもはるかに少なくなるとのことです。

イギリスのある大手小売業者によると、PS5の在庫配分は通常モデルが75%で、デジタルエディションが25%だそうです。この在庫配分は店舗によって多少異なるようで、他の情報筋は「通常モデルが80%で、デジタルエディションが20%」と主張しています。



また、海外メディアのArs Technicaがゲームショップ・GameStopのPS5の在庫状況を確認したところ、在庫の配分は平均すると通常モデルが76%、デジタルエディションが24%であることが明らかになっています。GameStopでも店舗ごとに在庫配分は異なるそうですが、どの都市の店舗もデジタルエディションの在庫が明らかに少なくなっており、平均するとデジタルエディションの在庫配分は24%だそうです。



Eurogamer.netは「デジタルエディションの魅力は明らかです。光学ドライブがないバージョンは約1万円を節約できますが、マシンパワーが劣るということは一切ありません」と記し、デジタルエディションの需要が高くなる可能性を指摘しています。

なお、AV Watchがソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の社長兼CEOであるジム・ライアン氏に通常モデルとデジタルエディションの比率についてコメントを求めたところ、「Digital Editionとディスクドライブ搭載モデルの比率は、現段階では競争上の機密情報です。正確な数は開示できませんが、どちらも同じように、必要とする人に届くような数を生産する計画です」とライアン氏は回答しています。