リヴァプールのファビーニョ photo/Getty Images

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バイエルンからMFチアゴ・アルカンタラの獲得に成功したリヴァプールは、中盤の人員がかなり多くなっている。

闘将ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、今季こそ大活躍を狙うナビ・ケイタ、ベテランのジェイムズ・ミルナー、さらには若い19歳のカーティス・ジョーンズも徐々に出番を与えていきたい選手だ。

中盤に関しては2チーム作れるほどの人員が揃うが、これによって新たな選択肢が浮上する。アンカーを務めてきたファビーニョのセンターバック起用だ。

ファビーニョは昨季も何度か緊急時にセンターバックを任されていたが、20日に行われたチェルシー戦はジョー・ゴメスが欠場したこともあってファビーニョとフィルジル・ファン・ダイクがセンターバックコンビを組んでいた。

試合は2−0の完勝で、ファビーニョの働きぶりも高い評価を得ている。ゴメスの離脱はそれほど時間がかからないようだが、サポーターの中にはファビーニョをそのままセンターバックで使ってもいいと考える者もいるのではないか。

英『Daily Mail』によると、試合後に指揮官ユルゲン・クロップもファビーニョの働きを絶賛している。

「ファビーニョはトッププレイヤーだ。彼は本当に1対1に強い。素晴らしかったよ。マネが2ゴールを挙げていなかったら、ファビーニョがMOMだ」

ファン・ダイク&ファビーニョの組み合わせを継続するのも手だが、人員が増えた中盤をクロップはどうコントロールしていく考えなのか。ファビーニョの起用法は1つの注目ポイントとなりそうだ。