FC東京が3試合ぶりの勝利

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[9.20 J1第17節 FC東京1-0仙台 味スタ]

 J1第17節が20日に行われ、FC東京がベガルタ仙台に1-0で勝利した。FC東京は古巣戦のMF三田啓貴が決勝ゴールを挙げ、3試合ぶりの勝利。仙台は4連敗を喫した。

 FC東京は16日の第24節大分戦(●2-3)から5人を入れ替え、DF渡辺剛、DF中村帆高、MF内田宅哉、FWアダイウトン、FW田川亨介が先発に復帰。対する仙台は13日の第16節大分戦(●0-3)から4人を変更し、特別指定選手の来季加入内定流通経済大学DFアピアタウィア久がデビュー戦以来、8試合ぶり2度目のスタメン入り。DF平岡康裕、MF関口訓充、FW真瀬拓海も先発に戻った。[スタメン&布陣はコチラ]

 FC東京が幸先良く先制に成功した。前半13分、自陣のFKからクイックリスタート。田川とのワンツーで加速した三田が持ち上がり、ペナルティーアーク内から左足を振り抜き、先制のネットを揺らした。前半21分にはFWレアンドロのスルーパスを受けたアダイウトンがペナルティエリア内に侵入し、対峙したアピアタウィアを外して右足シュート。決定的な形だったが、惜しくも右ポストを叩いた。

 仙台は前半36分、DF浜崎拓磨の右FKの流れからクリアボールに関口が反応し、PA手前から決定的な右足ボレー。これはDF森重真人がわずかに触り、惜しくも右ポストを直撃した。43分には浜崎が鋭い縦パスを関口につけると、ワンタッチパスを受けたFW長沢駿が左足で狙ったが、GK林彰洋がキャッチした。

 さらに後半8分、こぼれ球に反応した関口がシュートを打ったが、相手DFがブロック。続けてFWジャーメイン良が左足シュートを狙ったが、惜しくも左に外れた。

 FC東京は後半16分にビッグチャンス。田川が果敢にプレスをかけてGKヤクブ・スウォビィクのミスを誘発し、高い位置でアダイウトンがボールを奪取。アダイウトンは決定的なミドルシュートを放ったが、ゴール右に外れ、追加点とはならなかった。

 仙台は後半42分に途中出場のMF道渕諒平が強烈なミドルシュートでゴールを強襲したが、好反応を見せたGK林がビッグセーブ。最後までゴールをこじ開けられず、0-1で敗れた仙台は4連敗を喫した。