アニメ「夏目友人帳」に新作!『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』ティザービジュアル
 - (C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

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 緑川ゆきの人気コミックが原作のアニメ「夏目友人帳」シリーズの新作として、二つの短編エピソードの制作が決定し、『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』として、2021年の初春に限定上映されることが、18日にニコニコ生放送で配信された特番「夏目友人帳 〜再会のたより〜」内で発表された。

 「夏目友人帳」は、祖母から妖怪たちの名を縛った「友人帳」を受け継いだ、妖(あやかし)が見える少年・夏目貴志が、招き猫の姿をした妖・ニャンコ先生と共に、彼らに名を返していく物語。2008年に放送を開始したテレビアニメは、これまでに第六期まで制作されるロングシリーズとなり、2018年9月には、シリーズ初の長編オリジナルエピソードを描いた劇場版も公開された。

 約2年ぶりとなる新作では、ファンに人気の短編エピソード「石起こし」と「怪しき来訪者」をアニメ化。「石起こし」は森の中で出会った小さな妖怪・ミツミと夏目の交流を描いたエピソードで、「怪しき来訪者」では、夏目の友人・田沼要が毎日のように自分を訪ねてくる不思議な妖怪との交流を楽しむさまと、その顛末が描かれる。

 新作の決定に合わせて、特番にも出演した、夏目役の神谷浩史と、ニャンコ先生・斑役の井上和彦が色紙コメントを寄せており、それぞれ「新作アニメ楽しみにしていてください!!」「新作だぞ〜! 楽しみにしていろ!!」とつづっている。

 さらに上映を記念して、10月3日より、ウェブラジオ「夏目友人帳 〜あやかしの章〜」の配信も決定。パーソナリティーは、井上和彦と田沼役の堀江一眞が担当し、初回配信日となる10月3日(13:00〜)のラジオ本編内では、「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」のさらに詳しい上映日やキャストなどの情報が発表される。(編集部・入倉功一)