全米準Vのアザレンカが全豪女王を完封!まさかの「ダブルベーグル」

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現地17日の「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/9月14日〜9月21日/クレーコート)大会4日目。女子シングルス2回戦で、「全米オープン」準優勝のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、「全豪オープン」優勝のソフィア・ケニン(アメリカ)を6-0、6-0のいわゆるダブルベーグルで破った。試合時間はわずか61分。

「全米オープン」では7年ぶりにグランドスラムの決勝へ進出したアザレンカ。12日にニューヨークで決勝を戦ったばかりだったが、すぐにローマへ移動し、ハードコートからクレーコートにしっかり適応。16日にビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)をストレートで撃破すると、翌日には今年の「全豪オープン」女王であるケニンを完封した。


アザレンカは「全米オープン」決勝で大坂なおみ(日本/日清食品)を相手に、高いファーストサーブ成功率を見せていたが、この試合でも89%を記録。アンフォーストエラーはわずか4本と、引き続き絶好調だった。


これでアザレンカはツアー再開後、13勝2敗(「ウェスタン&サザン・オープン」決勝の不戦勝を除く)となった。


勝利したアザレンカは、3回戦でダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「BNL イタリア国際」でのアザレンカ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)