『窮鼠はチーズの夢を見る』より
 - (C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会

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 水城せとなのコミックを関ジャニ∞の大倉忠義主演で映画化した『窮鼠はチーズの夢を見る』(公開中)が、女性客を中心に好調な滑り出しを見せている。

 本作は、「失恋ショコラティエ」などで知られる水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を、『ナラタージュ』『劇場』などの行定勲監督が映画化。優柔不断な性格から不倫を繰り返してきた主人公・恭一(大倉)が、久しぶりに会った同性の後輩・今ヶ瀬渉(成田凌)から告白され、翻弄(ほんろう)されていく。

 9月11日に初日を迎え、16日までの累計興行収入は2億5,182万9,340円、観客動員数18万3,772人を記録。女性客が多く、当初のターゲット層だった20〜30代に加え、10代、40代以上も集客。「R15+指定作品」「男性同士の恋愛」「130分の長尺」でありながら、幅広い層に受け入れられたことがヒットにつながった。平日もとりわけサービスデー、レディースデーは好調で、昼は主婦など30〜50代、夕方以降は学生、OLが中心。

 公開後、SNSでは「今まで見てきたどの恋愛映画より、人が人を好きになることそのものを描いていた」「恋をすることはこんなに苦しくて、でも美しいものなのか」「BL、LGBTQというテーマではなく、純粋に切ない恋愛映画だった」などのコメントが寄せられ、「窮鼠おかわりした」「追い窮鼠した」というリピーターも。

 行定監督は、ヒットを受け「たくさんの方々に観ていただき嬉しい限りです。男女問わず幅広い世代の方からの感想をいただき、これまでにない熱量に驚いています。まだ、ご覧になってない方は是非、観て欲しいです」と呼びかけている。(編集部・石井百合子)