記者会見する、ゆうちょ銀行の田中進副社長=2020年9月16日午後4時13分、東京都千代田区、益田暢子撮影

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 NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」などを通じて全国11の銀行が預金を不正に引き出されていた問題で、ゆうちょ銀行は16日、口座の被害が今年に入ってから認識されたもので109件、計1811万円あったと発表した。

 ドコモ口座を通じた被害は、このうちの1546万円。11行全体の6割をゆうちょ銀1行で占めた。そのセキュリティー対応の甘さが浮き彫りになった。

 ゆうちょ銀からの不正な引き出しルートは、朝日新聞の取材ではドコモ口座を含めて七つのサービスに上り、「メルペイ」や「ラインペイ」が含まれていることも判明した。