アニメ「鬼滅の刃」で使われたフォントが期間限定で86%オフに

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 イメージナビは9月30日までの期間限定で、アニメ「鬼滅の刃」で使用された昭和書体の「闘龍書体」「陽炎書体」「黒龍書体」を、同社の運営するフォント販売サイトのデザインポケットで、通常価格3万9534円の86%引きとなる5500円(どちらも税込み)で販売する。

 闘龍書体、陽炎書体、黒龍書体は、鬼滅の刃の第22話における、9人の「柱」が登場するシーンで使用されている。

 闘龍書体は、闘争心にあふれ、力がありあまった若い龍が空を舞うさまをイメージして作られた筆書系デザイン書体。力強さ、荒々しさを備えつつ、堂々と伸び渡る文字が、龍というにふさわしい雄大なイメージを感じさせる。画線には、力強い筆の運びによって生み出された大胆なかすれが残されている一方で、文字の1画1画が丁寧に描かれており、可読性を損なうことなく、インパクトのある毛筆表現を可能にしている。

 陽炎書体は、ゆらゆらと地を這う陽炎をイメージして作られた筆書系デザイン書体。その名の通り、画線には揺らめく炎のようなゆらぎが残っているものの、デザイン的な画線処理が施されている一方で、他の書体と比較して太さの変化が少なく、漢字も一画一画が丁寧に描かれている。

 黒龍書体は、牡の龍が暗雲立ち込める空を荒々しく漂うさまをイメージして作られた筆書系デザイン書体。太い線と細い線が入り混じる緩急のついた画線は、猛々しい龍の感情の抑揚を表わしているかのようで、正方形を意識しすぎることなく、ダイナミックに描かれた一つひとつの文字はアンバランスにも見えるものの、文章として組むとその力強いイメージに調和する。

 昭和書体は、柔軟な使用許諾を採用し、チラシやポスター、商品パッケージ、同人誌などの紙媒体をはじめ、ウェブサイト、テレビ番組、CM、ゲームなどビジネス・趣味問わず幅広い用途で使える。