未達でも防疫措置「第2段階」に緩和…不支持が逆転 文在寅大統領の焦り

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 新型コロナウイルスの「第2波」の影響は韓国でも深刻だ。先月末以降、防疫体制は最高レベル「第3段階」の一歩手前の「2・5段階」。この措置の期限は13日までで、引き下げ基準は1日あたりの新規感染者100人未満としていた。ところが、未達にもかかわらず、文在寅政権は「第2段階」への引き上げを決定。吉と出るか凶と出るか。

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 12日の新規感染者は136人で、累計2万2055人に達した。先月下旬には1日400人台まで急増したが、今月3日以降は10日連続で100人台を維持。しかし、100人を割り込むまでには至らなかったが、中央災難安全対策本部の朴凌厚第1次長(保健福祉部長官)は13日の記者会見で、「自営業者と庶民層の犠牲があまりにも大きい」と説明。14日から「第2段階」に引き下げられ、飲食店などの営業制限が解除された。「2・5段階」では首都圏の一般飲食店では午後9時から翌日午前5時までは持ち帰り・出前営業のみがOK。フランチャイズチェーンのカフェでは営業時間を問わず、店内での飲食が禁止され、今月7日からはフランチャイズチェーンのベーカリーなども店舗での飲食禁止に追い込まれ、不満が高まっていた。

「文在寅大統領の支持率は下落基調で、3週間ぶりに不支持率が逆転しました。「疑惑のタマネギ男」と呼ばれ、就任後間もなく法務部長官の座を追われた者国氏の後任者の家族トラブルが直撃している。秋美愛法務部長官の息子が兵役中、母親の政治力をフル活用して特別扱いされていた問題に批判が集まり、政権に追い打ちをかけています」(ソウル特派員)

 世論調査会社のリアルメーターの調査(7〜9日実施)によると、文在寅大統領の支持率は前週比2・4ポイント減の45・7%。不支持率は1・4ポイント増の49・5%で、3週間ぶりに不支持が支持を上回った。特に20代(5.7ポイント下落、33.3%)と50代(4.1ポイント下落、44.7%)、男性(9.0ポイント下落、39.8%)、学生(10.6ポイント下落、29.1%)の支持離れが拡大している。などで下落した。兵役問題に敏感な層で否定的な反応が出ているとみられる。政党支持率は与党と野党第1党の政党支持率も拮抗。与党「共に民主党」は前週比4・1ポイント減の33・7%で、保守系最大野党「国民の力」は1・8ポイント増の32・8%に伸ばした。

「政府はコロナ対応の最前線に立つ保健福祉部所属の疾病管理本部を12日に疾病管理庁に格上げ。それに伴い、連日会見してきた疾病管理本部長の鄭銀敬氏を初代庁長に起用し、文在寅大統領は地方まで赴いて直接任命状を授与するパフォーマンスを見せました。失墜しつつあるK防疫の信頼回復に躍起のようです」(同前)

「第2段階」の措置は27日まで。旧盆の秋夕を挟む28日から来月11日までの2週間は「特別防疫期間」に指定し、防疫管理を強化するという。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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