国勢調査で見える日本 100年前と比べると…人口2・3倍

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 国勢調査が始まった大正9年と平成27年の前回調査を比較すると、日本の姿は大きく様変わりしていることが分かる。

 大きく増えたのが人口だ。戦後のベビーブームを経て約5596万人だった人口は約1億2709万人へと2・3倍に増加した。ただ27年には調査開始以来初めて減少に転じており、22年の約1億2806万人が過去最多となっている。

 年齢構成も大きく変わった。65歳以上の高齢者の割合は5・3%から26・6%に増加。それに対して15歳未満は36・5%から12・6%まで減少しており、少子高齢化が急速に進んだ。

 劇的に増えたのが外国人の人口だ。約8万人から約175万人と22倍に増加。政府は外国人労働者の受け入れ拡大を推進しており、今後も増加していくとみられる。国勢調査は国内に住んでいれば外国人も対象で、調査票も27言語のものが用意されている。

 国勢調査の結果は他の統計調査を行う際の基盤にもなっている。こうした統計も踏まえると、農業など第1次産業に従事する人の割合が54・9%から4%に減少していることや、平均寿命が40代から80代まで延びていることもみてとれる。