アイドルグループ・Snow Manのラウールが、映画『ハニーレモンソーダ』(2021年夏公開)の主演を務めることが12日、明らかになった。吉川愛がヒロインを務める。

左から吉川愛、ラウール


同作は村田真優による集英社「りぼん」連載作品で、累計発行部数400万部突破の大ヒット作の実写化。中学時代「石」と呼ばれていじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花(吉川)は、その高校を選んだ理由であるレモン色の髪をした三浦界(ラウール)に出会う。2人の距離はどんどん縮まっていくが、実は界には誰も知らない秘密があった。

原作は2020年9月号の雑誌『セブンティーン』(集英社)で、“読者が選ぶ好きな少女マンガ&実写化してほしいマンガランキング1位”を獲得した人気コミック。髪をレモン色の金髪に染め、基本的には塩対応だが、実は誰よりも優しい“レモンソーダ男子”の主人公・三浦界に、身長187cm、股下96cmという驚異のスタイルを持つラウールが決定した。ラウールは映画単独初主演となる。

また、いじめられていた過去があるが、界に出会って少しずつ積極的に変わっていくヒロイン・石森羽花を演じるのは吉川愛。子役からキャリアを積み様々な作品で活躍、2020年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』の出演も決定している。監督には『ピーチガール』(17)、『honey』(18)など、高校生の青春ラブストーリーに定評のある神徳幸治。『PとJK』(17)、『私がモテてどうすんだ』(20)を手掛ける脚本家の吉川菜美とタッグを組む。

○ラウール コメント

はじめに出演のお話を聞いたときは、とにかくびっくりしました!

すごく嬉しい反面、こんなに女の子をドキドキさせる役を僕が演じられるのかという心配がありましたが、原作を読ませていただき、界くんの人物を知り、すごく撮影が楽しみになりました。

今回初めて少女マンガを読んだのですが、なぜか僕も界くんにキュンキュンしてしまうくらい(笑)、すごく大好きな作品になりました。

ハッピーな気持ちになり、トキメキも与えてくれる素晴らしいマンガなので、界くんを演じられる嬉しさを感じながら、僕なりに全力で頑張ります。楽しみにしていてください!

○吉川愛 コメント

『ハニーレモンソーダ』は、親友から薦めてもらった事をきっかけに以前から読ませて頂いていました。

その時は、まさか私が羽花ちゃんを演じさせてもらえるとは思ってもいませんでした。

羽花ちゃんは大好きなキャラクターです。

普段の私とは正反対な羽花ちゃんですが、私なりに一生懸命演じたいと思います!

台本を読んで今から撮影がとても楽しみです!

早く皆さんに観て頂けるように、これから撮影を頑張りたいと思います。

○監督:神徳幸治 コメント

原作を読ませていただき、思春期の恋や友情の葛藤や喜びが描かれていて、尚且つ半端ないキュンキュンが詰まった作品だなと感じました。

17歳にして圧倒的な存在感(何ですか、このオーラは!)のラウールさんと、繊細で愛おしい吉川さん(何ですか、この可愛らしさは!)と共に、撮影を楽しみ、時には苦しみ、小さな喜びを皆で笑い、スタッフ、キャスト全員で暑い、熱い夏にしたいと思います。

そして不安な日々が続く中、この作品が観ていただく皆様に少しでも前向きな気持ちになってもらえるよう精一杯頑張ります!

もちろんキュンキュンもがっつりあるのでそちらも楽しみにしてください!

○原作:村田真優 コメント

実写化とてもとても嬉しいです。

関わってくださる全ての方々に感謝いたします。

ラウールさんと吉川さんに演じていただけるなんて、贅沢すぎて恐縮です。

お2人ならば最高の映画になること間違いなしです。

オリジナルの要素が加わった脚本も早く映像になった所が見たいと思うシーンばかりで、

素敵に彩られたハニーレモンソーダが今から楽しみでなりません。