転職などで、10月から新しい職場で働き始める堅実女子もいるのでは?どうせなら、「この人を採用して良かった」「安心して仕事を任せられそうだな」と思ってもらいたいですよね。実は、それは最初にちょっとしたやりとりを何度かするだけで、見抜かれていることでもあるのです。

今回は、入社後すぐに仕事ができそうと評価される人の特徴をご紹介します。

入社早々、テレワークという人も。コミュニケーションを意識することが大切。

1.前任者の仕事を褒める

「前任者の引き継ぎが中途半端で……」
「なんで前任者の方は、こんな非効率なやり方で進めていたんですかね?」

会社からいなくなってしまった人のことは、誰もがなんとでも言えるもの。周りの前任者に対する評価が、後任者の一言で上書きされてしまうことがあります。「前任者の対応が悪かったから」と、責任の所在をあやふやにする人をたまに見かけることも。

もちろん、前任者のやり方に納得がいかなかったり、混乱している中に飛び込まされたりすることだってあるでしょう。そんなときに、あえていなくなった前任者の仕事を褒める人は一目置かれます。

「前任者の方のおかげでスムーズに仕事を始められる」
「気がつかないところも丁寧に対応してくれていた」

他人の良い面を見つけ、感謝できる人であれば、どんな状況でも、どんな人とでもうまく仕事をしていけるのではと周りから評価されるでしょう。

2.名前と顔をすぐに覚える

名前と顔を覚えることは、その職場に馴染もうとしている姿勢と受け取られます。挨拶などちょっとしたときに、「○○さん」と名前をつけるだけで、自分は大切にされているんだなと特別感を抱いてもらえます。好印象を与えられるので、相手からもあなたのことを覚えてもらえるでしょう。

3.メールやチャットの返信がはやい

仕事ができる人は、リアクションが早いという声を聞いたことがある人も多いのでは?でもメールやチャットの返信スピードだけで、仕事の能力の高さを見極めることは難しいもの。優秀な人で返信が遅い人もたくさんいます。忙しさのあまり、時間ができたときにまとめて返信している人もいるでしょう。

周りが「あの人は返信が遅い人だ」とすでに認識している場合は、問題ないかもしれません。ただ、まだお互いをよく知らないうちは、できるだけ早めの返信を心がけることをおすすめします。「あの新しく入った〇〇さん、ついてこれているのかな?」など、周りに余計な印象を与えないためです。テレワークでメールやチャットのやりとりが主なチームなら、尚更でしょう。

4.報連相を欠かさない

報連相をしっかりすることも大切です。わからないことがあったら、そのままにしたり、勝手に自己流で進めたりせずに、周りに確認しましょう。仕事の内容や専門性にもよりますが、チームワークが求められる職場で最初から一人で黙々と仕事を進めていると、周りが不安になります。仕事の報連相をしっかりすることで、周囲とのコミュニケーションもとれるようになっていくでしょう。

また、自分の独自性を発揮したい場合も、まずはその職場の基本となっていることを知ってから。軸を知らなければ、新しい提案をしても空振りしてしまうことがあるからです。最初のうちこそ、報連相を意識するようにしましょう。

信頼できる人だと思ってもらうために

その職場で自分の力を発揮できるかどうかは、周囲との関係に大きな影響を受けます。どんなにスキルや知識が豊富でも、人間関係が良好でなければ、活躍することは難しいからです。今回紹介したことは、具体的な仕事の能力云々の前に、周りとの信頼関係を構築するために大切なこと。ぜひ参考にしてみてくださいね!