絵文字やアニメーションアイコンのコミュニケーション力は想像以上に大きい。ちょっとした"感謝"や"喜び"、ちょっとした"悲しみ"や"悔しさ"、"エール"や"お願い"など、一目瞭然なアイコンが柔らかく相手に伝える。チャットツールやオンラインゲーム等コミュニケーションを要する場においては欠かせない存在だ。

Microsoftの研究機関であるMicrosoft Researchは、公式Blogで新たなビジュアルコミュニケーションツール&プラットフォーム「Expressive Pixels」β版公開を発表した。Microsoft Storeからダウンロードできる。ソースコードはGitHubに設置してある。

「Expressive Pixels」は、ピクセルをカラーで塗りつぶしてタイムラインフレームでピクセルベースのアニメーションを作成できるツールを搭載し、クラウドベースのコミュニティとその作品を分かち合える。すでにコミュニティには8×8、14×14、16×16、18×18など限られたピクセルで作成された作品が並ぶが、タイムラインで動きを取り入れたアニメーションでは動きも加わり表現の幅も広がる。メニューにはLEDディスプレイなども含む外部接続と開発コンソールも設置されている。APIなどを組み合わせてLEDディスプレイなどのデバイスに作品を表示させることも可能なようだ。

新規作成画面。豊富なカラーピッカーから色を選び塗りつぶしながらフレームを加えていく。中央の右矢印ボタンを押すと即座にそれまでのフレームをアニメーションする。レイヤー機能も搭載している

クラウドコミュニティへの作品の出し入れもボタン数回の簡単なもの

公式ブログには、プロジェクトはALS(筋萎縮性側索硬化症)の人々やそれを支える家族や介護者、臨床医や非営利パートナー、研究者などがコミュニケーションを改善するためにスタートしたことや趣味の時間を削ってファームウェアのプロトタイプを作成したMicrosoft ResearchのGavin Jancke氏の開発ストーリーなども掲載されている。