◆新潟記念は大穴4頭が高配当の花火を上げる

 9月6日、小倉競馬場でG珪倉2歳S(芝1200m)が行なわれる。

 このレースは今年で40回目。2001年勝ち馬タムロチェリーがG戯綽瀬献絅戰淵ぅ襯侫リーズ(阪神/芝1600m)、2003年勝ち馬メイショウボーラーがG汽侫Д屮薀蝓治咫陛豕/ダート1600m)、2006年勝ち馬アストンマーチャンがG汽好廛螢鵐拭璽今咫蔽羯魁深1200m)、2016年勝ち馬レーヌミノルがG戯花賞(阪神/芝1600m)と、勝ち馬がのちにG気鮴することが多い出世レースだ。

 勝ち馬以外でも、2017年7着のモズスーパーフレアは今年のGI高松宮記念(中京/芝1200m)を、昨年3着のラウダシオンは今年のGINHKマイルC(東京/芝1600m)を勝利している。

 今年は変則で小倉開催が少なかった影響もあり、出走馬は10頭。これより少ないレースは1991年(9頭)まで遡るという少頭数になった。そんな中で筆者が今年注目したいのは、共にミッキーアイル産駒のメイケイエール(牝2歳/栗東・武英智厩舎)とアールラプチャー(牝2歳/栗東・千田輝彦厩舎)の2頭だ。


8月22日の新馬戦で勝利したメイケイエール

 ミッキーアイルは、2014年のGNHKマイルC、2016年のG汽泪ぅ襯船礇鵐團ンシップ(京都/芝1600m)勝ち馬。芝1200mでも、G汽好廛螢鵐拭璽今咾硲猫宜眈承楜念で2着に入っているスプリンターで、ディープインパクト産駒としては珍しい快足馬だった。

 産駒は今年デビューし、これまでの4勝はすべて1200m(芝3勝、ダート1勝)。中でも「小倉/芝1200m」では5戦して3勝、3着1回という抜群の安定感を見せている。まだ産駒の出走数が少ないとはいえ、好内容のレースが多く、コース適性の高さは間違いないだろう。

 先に挙げた2頭では、メイケイエールを上に見たい。8月22日に行なわれた新馬戦(小倉/芝1200m)は、最内枠スタートからじっくりレースを進めると、直線に入って外に持ち出されてからは馬なりのまま差を広げ、ゴール前では5馬身の大差をつけていた。勝ちタイム1分09秒4はそれほど速くはないが、かなりの大物感が漂う。

 血統を見ると、祖母ユキチャンは珍しい白毛のアイドルホースで、地方交流重賞のG挟愿譽ークス(川崎/ダート2100m)の勝ち馬。メイケイエール自身は鹿毛だが、母シロインジャーも白毛という"白毛ファミリー"だ。どちらかというとダートが得意な一族だが、父ミッキーアイルの鹿毛を受け継いだように、父系の血が濃いのだろう。父のように短距離〜マイル戦線での活躍を予感させる走りに期待したい。

 もう1頭のアールラプチャーは、8月30日の新馬戦(小倉/芝1200m)を勝ったばかり。中6日の連闘になるが、前走のレース内容はなかなかのもので、好スタートからスムーズに2番手を追走し、直線では他馬を寄せつけずに押し切った。勝ちタイム1分08秒8はメイケイエールよりも0秒6速い。ここで通用する力はあるだろう。

 連闘での出走を不安視する見方もあるだろうが、過去20年で連闘だった出走馬は31頭おり、2001年タムロチェリーと2004年コスモヴァレンチが勝利している。さらに、「新馬戦を勝利して連闘した牝馬」に限ると、コスモヴァレンチと2014年ロットリー(16着)の2頭で、数は少ないが勝率は50%と高いものになっている。

 アールラプチャーは当初から連闘での重賞挑戦を予定していたようで、新馬戦で仕上げきっていないはず。さらなる上積みが期待できる。 以上、今年の小倉2歳Sは、ミッキーアイル産駒のメイケイエールとアールラプチャーに期待する。