イングランド・プレミアリーグのトロフィー(2017年8月12日撮影、資料写真)。(c)CHRIS J RATCLIFFE / AFP

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【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグは3日、中国のストリーミングサービスPPTVとの間で結ばれていた大型の放映権契約を打ち切ったと発表した。各クラブが新型コロナウイルスによる大損失を調整する中、同リーグにとってはさらなる打撃となった。

 PPTVは2019年から2022年にかけ、1シーズン全380試合を配信する総額7億ドル(約743億円)と報じられる額の契約を結んでいた。

 しかしながら、契約初年はリーグ戦が3月から6月まで中断されるなど、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による打撃を受けた。

 報道によれば、PPTVは3月、1億6000万ポンド(約225億円)に上る2019-20シーズンの放映権料の支払いを怠ったという。

 プレミアリーグは「本日、中国の事業者との間で結んでいた同地域におけるプレミアリーグ配信の契約を打ち切ったことを発表する」と述べ、「この件について、現時点でこれ以上のコメントは差し控える」とした。

 12日に新シーズンの開幕を控えているプレミアリーグは、昨シーズンの大混乱を理由に国内外の放送局に放映権料を払い戻すことになっており、新型ウイルスによってすでに大きな経済的損失を被っている。

 難しい経済、政治状況の中で、プレミアリーグが今後同様の条件で中国での放映権契約をめぐり交渉できるかは不明だ。

【翻訳編集】AFPBB News

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