SCSKは9月3日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、AIとカメラ映像を組み合わせ、その場所の総合的なリスク度合いを検知・解析し通知する「Pan de seek(パンデシーク)」の提供を開始した。

4つのAIモデルと利用の流れ

「Pan de seek」は、不特定多数の出入りがある施設の総合的なリスク度合いを、リアルタイムでモニタリングできる製品。

専用小型カメラをセッティングするだけで、咳や倦怠感の現れなど体調不良特有の行動をしている人物を検出するのをはじめ、サーモカメラを利用して一定温度を超える人物の検出、マスクの着用率を算出、人と人との距離が一定間隔以下でないかを、4つのAIモデルで算出するという。

管理コンソール画面

AIによる解析結果は、管理コンソール画面でリアルタイムに確認可能。複数のカメラ映像の解析結果をまとめてモニタリングし、事前に設定した安全ラインを超過した場合にアラートが出力される。映像は後から確認・解析できるほか、遠隔でのモニタリングも可能。これにより、施設管理者の作業効率が大幅に向上し、管理者自身の感染リスクも低減するとしている。

さらに、顧客の環境に応じたカスタマイズにも柔軟に対応し、AIモデルをシステムや設備に組み込んで連動させることで、例えばオフィスエントランスのセキュリティゲートに高体温検出モデルを組み込み、体温が規定値を上回るとゲートが開かないようにできるほか、リスク度合いが規定値を上回ると回転灯が起動する、マスク着用率が低いと着用を促すアナウンスを流す、といったことも可能だという。