井川遥

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勝敗は明らか!?

 テレビ朝日の人気ドラマ「相棒」は公式ツイッターを8月26日に更新、公式サイトと合わせて、10月から新シリーズが始まり、森口瑤子(54)が「小料理屋の美人女将」役で新しくレギュラー陣に加わることを発表した。

 一体、森口が演じるのは、どんな役なのか、公式サイトから引用させていただく。

《前シーズンの最終話、テレビ朝日開局60周年記念 最終回スペシャル「ディープフェイク・エクスペリメント」に登場した、森口瑤子演じる小出茉梨。元は赤坂の芸者・小手鞠として、内閣官房長官や各界著名人からひいきにされていた茉梨でしたが、同作ラストには家庭料理店“こてまり”の女将として右京たちの前に現れ、視聴者を驚かせました》

《芸者時代から“華麗な人脈”を持つ茉梨が、今後どのように右京たちと関わり、どんな影響を及ぼしていくのか、シーズンを通して目が離せない存在になりそうです》

 民放キー局で番組制作に携わり、テレビドラマの撮影経験も豊富な関係者は「なかなか、いいキャスティングではないでしょうか」と指摘する。

井川遥

「『相棒』の女将役と言えば、呪われた役として知られています。初代が高樹沙耶さん(57)で、2000年から11年まで出演しました。ところが16年5月の参院選に出馬して落選、10月に大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕されてしまいます。2代目が鈴木杏樹さん(50)で、06年と08年の出演を経て、12年から女将役としてレギュラー出演。19年に“卒業”すると、20年に不倫が報じられました。この2人の後を継ぐのですから、芸能マスコミの注目を集めてしまいます。出演を躊躇してもおかしくないのですが、森口さんは賢明な選択をしたと思います」

「相棒」と「半沢直樹」女将対決

共通点も多い2人

 森口は1983年に芸能界デビューを果たした。美人女優として多くの映画やテレビドラマに出演したが、誰もが認める“代表作”には巡りあえていない。

「新型コロナの影響で、舞台や映画の制作が少なくなっていました。大幅な収入減に直面している俳優もいます。森口さんは女将役を引き受けて芸能メディアにあれこれ書かれるデメリットと、人気ドラマのレギュラーを勝ち取ったというメリットを比較し、『相棒』に出演することにしたということでしょう」(同)

 ところが、森口にとっては誤算があった。コロナ対策で「半沢直樹」(TBS系列・日・21:00)の放送開始が遅れたため、井川遥(44)が演じる女将と“対決”を余儀なくされてしまったのだ。

「半沢直樹」と言えば高視聴率に湧き、井川も非常に評判がいい。まずは森口と井川のキャリアを比較してみよう。

なかなか好対照の2人と言えるのではないだろうか。

今は井川が有利

 とはいえ、2人を扱った報道を比較すると──「半沢直樹」は放送中のため仕方ないにしても──森口については「お手並み拝見」というトーンが強いのに対し、井川の場合は既に絶賛の嵐という状態になっている。

 1人につき、3記事ずつ引用させていただく。出典はいずれも電子版だ(註:全角数字を半角にするなどデイリー新潮の表記法に合わせた,以下同)。

【森口瑤子】
◆「相棒」新女将に森口瑤子…新シリーズ10月スタート、水谷豊20周年に感慨(スポーツ報知:8月26日)

◆「相棒」新レギュラー「森口瑤子」がトレンド入り ネットは歓迎「どう絡んでくるのか楽しみ」 水谷豊との共演に「火サスコンビですね!」(iZA:8月26日)

◆「相棒」20周年!水谷豊「何が起こるか分からない『相棒』でありたい」。新レギュラーに森口瑤子が加入(モデルプレス:8月26日)

【井川遥】
◆井川遥、“半沢直樹”女将SHOTが話題!「上品な色気…」「通いたい」(ザテレビジョン:8月4日)

◆井川遥、半沢直樹の女将役にやはり続出した「あの飲み物を注文したい」の声!(アサ芸プラス:8月15日)

◆半沢直樹 キーパーソンは井川遥?不審な素振りにザワつく人達(女性自身:8月17日)

■女優として成長

 前出のテレビ局関係者が言う。

「『半沢直樹』は何より男優陣の濃すぎる顔芸があって、その上で妖艶な井川さんが登場します。この落差が相乗効果を生み、ただでさえ魅力的な井川さんを更に引き立たせることに成功しています。それにしても、『半沢直樹』の熱量と比較されてしまうと、いくら森口さんが負けず劣らず美しい女優さんだとしても、ちょっと見劣りしてしまうかもしれません。このタイミングで『相棒』に出る森口さんが気の毒です」

 もちろん、井川遥が女優として大きく成長したことも忘れてはいけない。

「グラビアアイドルから上手くモデルへシフトチェンジして、2000年代から女優として活動するようになりました。最初はそれほど演技力が必要のない、綺麗なだけの役が多かったのですが、明石家さんまさん(65)と木村拓哉さん(47)が共演した『空から降る一億の星』(2002年:フジテレビ系列)で抜擢され、これが出世作となりました。ちなみに、さんまさんは井川さんに夢中になってしまい、スタッフとの雑談も話題の大半が井川さんのことだったというのは、テレビ業界の人間なら知る人ぞ知る話です」

次回作にも期待

 井川遥は06年、ファッションデザイナーでブランド「ato」のプロデューサーである松本与(58)と結婚して話題を読んだ。

 新郎は彼女より14歳も年上で、なおかつ、夫の父は元パイオニア会長を務めた松本冠也氏(90)だったからだ。

「しかし単なる玉の輿ではなく、ご主人の才能に惚れて結婚したところが、やはりさすがだと思います。私見では、井川さんは朝ドラの『半分、青い。』(2018年:NHK)で一皮剥け、演技に磨きがかかりました。『半沢直樹』の成功がステップアップになるのは間違いないでしょう」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年8月30日 掲載