香港のビクトリア・ハーバーで停泊準備中のカナダ海軍のフリゲート艦バンクーバー(2018年5月3日撮影、資料写真)。(c)Anthony WALLACE / AFP

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【AFP=時事】カナダ海軍は27日、一部の階級の名称を性別に中立なものに変更すると発表した。英語で「水夫」を意味する「シーマン」を「水兵」を意味する「セーラー」に変更し、多様性に対応する包括的な名称にすることで、女性の採用増につなげたい考えだ。

 9月初旬より現行の 「ordinary seaman(3等水兵)」、「able seaman(2等水兵)」、「leading seaman(1等水兵)」、「master seaman(水兵長)」をそれぞれ「sailor third class」、「sailor second class」、「sailor first class」、「master sailor」 に変更する。

 変更に際し数か月にわたって行われた広聴活動では賛成と反対の両方の意見が寄せられた。

 カナダ海軍のアート・マクドナルド(Art McDonald)中将は声明で、広聴活動に1万8000人が参加したと明らかにし、「個人として、そして社会全体として、われわれはもっと多様性を重んじ、包括的になり、友好的になる必要があるという、考えさせられる現実がある」と強調した。

 新しい英語の階級名は、既存のフランス語の階級名に合致するように変更される。

【翻訳編集】AFPBB News

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