車種もナンバーも、初心者マークまで、ドライブレコーダーにはっきりと映っている。だが、あおり行為とも見える運転の末に姿を消した車が、2週間経っても見つからないという。そんなことありか?

事件が起きたのは13日(2020年8月)。埼玉県川越市の道路で午後11時頃だ。片側2車線の追い越し車線を猛スピードで白い乗用車が走り抜けた。信号で追いつくと、国産の高級車だ。左折して片側1車線の道路に入ってしばらくして、突然止まったと思うと、バックしてきてドスンとぶつかった。

ぶつけた相手はしばらくにらみ合いの後、走り去った

車は50メートルほど進んで止まった。しかし、誰も降りてこない。こちらは運転代行で同乗者もいたのだが、危ないからと外には出ず。車の右前部が壊れて走れない。しばらくにらみ合いの後、白い車は走り去った。運転代行の男性は、警察に届け出た。

すべてドラレコに写っている。すぐ見つかると思ったが、2週間後に警察からきた連絡は「存在しない車の可能性があります」というもの。ナンバーが「偽造」「抹消(廃車)」の可能性があるというのだ。

交通問題に詳しい弁護士、高山俊吉さんによると、「行為は、ほぼあおり運転に該当する」という。さらに当て逃げ、ナンバー偽造、窃盗罪(盗難車)があり、全部だと最高で15年の懲役になるという。

しかし、車の損害は30万円の方は相手が見つからないと、どうにもならない。また、保険によっては当て逃げをカバーしないものがある。

司会の羽鳥慎一「ドライブレコーダーにナンバーが写っていても、特定ができない?」

玉川徹「偽造なんて、まともな人間はやらない。車両保険だって入っていないだろうし。車を降りないで正解だった」