米国で黒人男性が背後から警察官に銃撃される事件が起き、黒人差別への抗議活動が再燃している。一部が暴徒化、25日(2020年8月)には2人が死亡する事態に発展した。

銃撃は23日、ウィスコンシン州で警察官に制止されながら車に乗り込もうとした黒人男性(29)を警察官が後ろの至近距離から7発撃ち込んだ。男性には家庭内トラブルから逮捕状が出ていたが、婚約者によると「警察官は何も質問せず、車内に子供3人がいる前で銃撃した」といい、発砲の理由は示されていない。男性は、命はとりとめたが重体だ。

民主党知事が軍隊投入に反対の中、白人がデモ隊に発砲して...

この映像がSNSで拡散し、全米各地に怒りが広がった。男性の母親は「白人、黒人、日本人、中国人、肌の赤い人、茶色い人、だれかより優位の人間なんかいません」と集会で呼びかけた。

モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「この街は人口10万人で、過去17年間に5回だったか、警察官が市民を銃撃しています。数日前には警察官が銃撃される事件も起きました。小さい街に警官を上回る数の抗議デモが押し寄せています」

トランプ大統領は州兵の出動を主張し、連邦軍投入もちらつかせる。しかし、州知事は民主党で、「大統領と民主党の対立の中で、白人青年がデモ隊に発砲し、政治、イデオロギー、市民感情がもうゴチャゴチャ状態」(モーリー)という。

司会の加藤浩次「ああ、それで、ここまで」

今年5月には黒人男性が白人警官に膝で首を押さえつけられ、死亡する事件があり、その3か月後の銃撃。抗議は全米に広がりそうだ。