特別授業にビデオメッセージで登場した南野。※写真はスクリーンショットによるもの。

写真拡大

 日本サッカー協会が8月23日、小中学生を対象に「サッカー日本代表 夏休み特別オンライン授業」を開催し、日本代表を応援するスポンサー関係者や代表スタッフによる特別授業を行なった。

 同イベントは22日・23日の2日間にわたって、両日ともに3部構成で実施された。2日目の23日は、オフィシャルパートナーのクレディセゾン、キリン、さらにJFAのスタッフによる授業が行なわれた。

 クレディセゾンによる授業では、「キャッシュレスについて知ろう」と題し、見えないお金であるキャッシュレスの仕組みやその特徴について講義がなされた。授業内では、日本が他国に比べてキャッシュレス化の浸透率が低いことを知らされると、驚きの声も上がっていた。一緒に授業を聞いて参加した日本代表の森保一監督は「キャッシュレスってなぜできるんだっておじさんは思っていたので、今日は分かりやすく説明してもらいました」と感想を述べていた。

 2時間目のキリンによる授業では、「〜家の中でも気を付けよう〜今年の熱中症対策」と題して、屋外だけでなく家の中でも起こり得る熱中症のメカニズムや対策について講義。この授業にも参加した森保監督は「どんな環境で熱中症になるのかが分かった。選手たちは栄養、水分補給をきっちりやっている。水分補給によってコンディションを保てる」と日頃からの水分補給の重要性を訴えた。

 また、3時間目はJFAのテクニカルスタッフである片桐央視氏による「サッカー日本代表 アナリストの仕事」の授業が行なわれた。相手チームや試合の映像を分析して監督や選手に伝えるアナリストの仕事をゲストの元日本代表・福西崇史氏との対談形式で講義した。授業の中ではビデオメッセージで久保建英と南野拓実も登場。

「育成年代の頃から片桐さんにはすごくお世話になっている」という南野は、アナリストの仕事を「試合中にアドバイスをもらったり、次の対戦相手の情報などを交換して分析し、僕たち選手に伝えてくれる重要な存在です」と説明。去年のワールドカップアジア2次予選のタジキスタン戦では後半に3試合連続弾となるゴールを決めた南野だが、ハーフタイムに相手ディフェンスに対する情報をもらい「その通りになった。狙い通りにゴールを決められた」というエピソードも明かし、「選手にとって重要な情報を教えてくれる存在」と語った。

 片桐氏はアナリストの立場から「優秀な選手ほど、情報をしっかり受け止めて、処理する能力が高いなというのは、いろんな選手を見てきて感じます」と自身の経験を交えて、良い選手が持つひとつの要素を挙げていた。

 2日間にわたり、様々な分野の講義がなされた日本サッカー協会による「特別オンライン授業」。子どもたちも多くの学びや気づきを得る2日間になったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部