三国志の武将たちに学ぶコミュニケーション術

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悩みは職場やプライベートでの人間関係という人は多いだろう。
実は、今から1800年前の中国。魏、呉、蜀が争っていた三国志の武将たちも人間関係に悩んでいた。人に頼ったり、頼られたり、だましたり、秘密にしたり…泥くさく、人間らしい感情はいつになっても変わらない。
今も昔も、人は人間関係で悩んでいるのだ。

そんな三国志の武将たちから人間関係のコツを学ぶのが、『三国志に学ぶ人間関係の法則120』(ぺズル著、田中チズコ絵、プレジデント社刊)だ。本書では、『三国志志演義』の全120回の物語を「人間関係」という視点から、イラストも交えながら紐解いていく。

■コミュニケーションは「切り返し」を実践した人物

「コミュニケーションは切り返しが99%」という行動を取ったのが、曹操。三国の一つ、魏の礎を築いた人物だ。優秀な人材をこよなく愛する一方で、罪のない人を犠牲にする冷たさも併せ持っていた。

大将軍・何進が暗殺された後、新たに権力を握ったのが董卓だ。彼は幼い献帝を新たに即位させ、元皇帝を毒殺し、自分は最高責任者となり、反抗する者は処刑し、独裁者になろうとしていた。
そんな董卓を暗殺しようとしたのが曹操である。
ある日、背を向けて寝そべる董卓に近づき、宝刀を振り上げるが、その動きを董卓に気づかれてしまう。計画が失敗したと悟った曹操は「この剣は…董卓様に差し上げたく」と言って、振りかざしていた宝刀を差し出し、その場を逃れたのだ。

絶体絶命のピンチも切り返しひとつで、切り抜けられる。相手の行動、言葉にどう反応するかが、重要なのだ。

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三国志の武将たちが、どんな方法でコミュニケーションをとり、戦いに勝利したり、仲間との絆を深めたのか。現代のコミュニケーションにも通ずるところはたくさんあるはずだ。

三国志からコミュニケーションを学んでみてはどうだろう。

(T・N/新刊JP編集部)

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