ビデオメッセージで登場した長友。※写真はスクリーンショットによるもの。

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 日本サッカー協会が8月22日、小中学生を対象に「サッカー日本代表 夏休み特別オンライン授業」を開催し、日本代表を応援するスポンサー関係者や代表スタッフによる特別授業が行なわれた。

 同イベントは22日・23日の2日間にわたって、両日ともに3部構成で実施される。初日の22日は、スポンサー社であるファミリーマート、オフィシャルサプライヤーのアディダス、さらにJFAスタッフによる授業が行なわれた。

 ファミリーマートによる授業では、「『サステナブルゴール』に向けてファミマが今がんばっていること」と題して、地球温暖化などの環境問題や、太陽光発電やバイオ燃料、食品ロス削減など同社が取り組んでいる環境社会実現のための施策をクイズ形式なども織り交ぜながら講義。子どもたちからも「わかりやすーい」「なるほど!」といった声がチャット内で上がっていた。

 2時間目のアディダス社による授業では、千葉・幕張のJFA夢フィールドのトレーニングジムから生配信。日本代表のキットマネージャーを務める同社の山根威信氏が講義を行ない、日本代表の試合時のロッカールームの様子や、遠征時の移動の様子などが紹介された。試合前のロッカールームでは、試合とアップ用のユニホームやスパイクなどが整然と並べられ、やはり子どもたちからは「きれい」「すげー」などの声が上がった。山根氏は「キットマネージャーは、チームが問題なく生活できるようにし、選手がサッカーに集中できる環境を作る」とその仕事内容を説明した。

 講義の終盤にはJFA夢フィールドのロッカールームに移動し、その内部の様子を映し出すと、サプライズゲストとして日本代表の森保一監督が登場。森保監督は「日本代表は現場だけで戦っているのではなく、きっとマネージャーの方やこうやって映像を取ってくださるかとか、一緒に気持ちを合わせて戦うことができているというのを皆さんに分かってもらえたら嬉しいなと思います」と子どもたちに呼びかけた。すると、そこにトレーニング中の長友佑都が通りがかり、「みなさん、ガンバってね」と声をかけた。
 
 さらに3時間目の授業ではJFAフィジカルフィットネスプロジェクトリーダーの菅野淳氏が「サッカー選手に必要なフィジカルフィットネス〜ケガをしない体づくり〜」と題し、ゲストの元日本代表・播戸竜二氏とともに実演指導。約25分にわたり、菅野氏の丁寧な解説と明るく陽気な播戸氏の声掛けとともに、柔軟性を高めるストレッチやお腹周りの体幹トレーニングなどを行なった。

 菅野氏は「ストレッチも引き延ばされている間に筋肉を強くしている。重いものを持つことが筋トレと思われるかもしれないけど、ある意味自分の身体を使った筋トレにもなっていると考えられるんです」などとストレッチの重要性を解説した。

 そして、授業の最後には長友がビデオメッセージで再び登場。「フィジカルがないと技術も発揮できない。僕はフィジカルトレーニングを一番重要視しています。やっぱり、フィジカルコーチには選手のコンディションをしっかり見て、その時に合った一番いいトレーニングを提供してもらえる。知識や経験も豊富なので、僕自身もどんどん質問して勉強させてもらっています」とフィジカルに対して意識を高く持つことを伝えた。

 同イベント2日目の23日には、日本代表スポンサーのクレディセゾン社による「キャッシュレスについて知ろう!」、同スポンサーのキリン社による「今年の熱中症対策」、JFAスタッフによる「サッカー日本代表 アナリストの仕事」が行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部