食中毒、夏バテ、夏風邪!夏の体調不良を防いでくれるビタミンを紹介!

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 新型コロナウイルス感染拡大では、人々の生活と行動が変化しました。その1つが食を取り巻く習慣の変化です。

外食を自粛する人が増えて、自炊回数も比例して増加し、「どこで食べるか」よりも「何を食べるか」を重視するようになったことが伺えます。

食生活の面において健康に対する意識が高まっている中、夏季における体調不良と各ビタミンの関係を紹介します。

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2020年 ビタミンサプリメント 人気ランキング

表:ビタミンサプリメントの前年比推計販売規模


株式会社インテージが集計した「インテージSRI サプリメント市場(粒形状)」のデータによると、最も需要が高かったのが「ビタミンD」で、前年比172.5%。国立健康・栄養研究所は、「現時点では新型コロナウイルス感染症に対して検討した研究はありません」と注意を呼びかけていますが、感染症への対策としては、免疫力を高めることが大切であると公表したことで、注目度が高まったと考えられます。

同様に免疫力を高める効果が期待される「ビタミンC」が前年比122.2%、「ビタミンA(β-カロテン)」が前年比108.2%と続きました。特に、「ビタミンA(β-カロテン)」に関しては、ここ数年間で人気度の高まっている栄養素です。

次に、高い伸び率を示したのが「ビタミンB(葉酸含む)」で、101.8%となりました。外出自粛で「巣ごもりによる運動不足」が原因で、在宅勤務でカラダに変化を感じている人が多いため、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群の人気が高まったと思われます。

人体の機能を正常に保つために必要なビタミンの基礎知識

・ビタミンA
ビタミン A が欠乏すると、乳幼児では角膜乾燥症から失明に至ることもあり、成人では眼所見として暗順応障害が生じ、やがて夜盲症になります。

・ビタミンB群
ビタミンB群は補酵素として働きがあります。ビタミンB群は特に代謝ビタミンとよばれ、生きるための源であるエネルギーをつくるのに必須の栄養素です。

・葉酸
葉酸は、赤血球の成熟に関与しており、欠乏することで、巨赤芽球性貧血になる可能性があります。妊娠初期に葉酸欠乏症があると、胎児の神経管閉鎖障害や無脳症を引き起こします。また、動脈硬化の引き金になるホモシステインの血中濃度を高くなることが分かっています。

・ビタミンC
ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須であり、欠乏すると、血管がもろくなり出欠しやすくなるため、壊血病の発症に繋がります。また、疲労倦怠、いらいらする、顔色が悪い、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などの症状が現れます。

・ビタミンD
ビタミンDは、食事からの摂取だけでなく、紫外線(日光)の下で、皮膚で産生することが出来るという特徴を持っています。また、強い骨の形成と維持に必要なカルシウムとリンの体内吸収を促進し、丈夫な骨を作る働きがあります。そのため、ビタミンDが不足すると骨粗しょう症や骨折になるリスクが高まります。

最新の研究によると、ビタミンDを日々適切に摂取することで、免疫機能の向上を始め、各種神経疾患、心筋梗塞や高血圧などの心血管疾患、喘息、がん、結核などに対してポジティブに作用することが示唆されています。

・ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化作用を持ち、細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きがあります。人間の身体は本来、酵素によって活性酸素を抑える働きが備わっていますが、年齢とともに体内で作られる酵素の量は減っていきます。酵素によって処理しきれない活性酸素の働きを抑える抗酸化物質のひとつとして注目されています。

夏季における体調不良と各ビタミンの関係について

・食中毒が心配な季節!ビタミンAには腸感染症予防に役立つ
ビタミンAは上皮の働きを維持するために必要な役割を担っています。上皮とは病原体の侵入に対する防御の「最前線」として機能する組織です。ビタミンAは気道や腸の上皮における粘液層で不可欠な役割を担い、ムチンと呼ばれる粘性物質の分泌を促進するなどして免疫機能を向上させます。ビタミンA欠乏症になると、上皮組織が角質化して、外来病原体に対する耐性が低下し、機械的バリア機能を発揮できなくなることで、自然免疫機能が低下することが示唆されています。

・猛暑による夏バテ!ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6には疲労回復に効果があり
体内に摂取した栄養素、特に炭水化物や脂肪などを代謝した際、効率よくエネルギーとして利用できない場合に疲労を感じやすくなります。エネルギー代謝によるスタミナ維持における一連の反応で、関連が深いのがビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6)であり、代謝が円滑に行われるために必要です。特に慢性疲労症候群という病的な疲労には、ビタミンB1が効果的であるという報告があります。

・冷房による冷え症!ビタミンB12と葉酸は貧血を防ぐ
貧血傾向にある場合、冷え性を訴える例が多いと言います。巨赤芽球性貧血の成因は、ビタミンB12欠乏によるものと葉酸欠乏によるものに大別できます。葉酸は赤血球の成熟に関与しているため、欠乏することにより、巨赤芽球性貧血になる可能性があります。

・冷房による乾燥が原因で夏風邪に!ビタミンDは気道感染症のリスクを下げる
ビタミンDは気道感染症のリスクを低下させます。メカニズムとしては、細菌感染症のリスクを下げるだけでなく、ウイルスの生存率や複製速度を下げる可能性のあるカテリシジンとディフェンシンという物質の産生を誘発することが分かっています。また、肺の内層に炎症や損傷をもたらして、肺炎や急性呼吸窮迫症候群のリスクにつながるサイトカインストームという現象を減らすという研究結果もあります。

 ぜひ、夏の体調不良を防ぐために栄養素の摂取は積極的に行いましょう。

 また、食事で足らない栄養はサプリメントも活用すると良いですね。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

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