(C) 2018  SBS PRODUCTIONS / O SOM E A FÚRIA  (C) 2018 Photo Guy Ferrandis / SBS Productions

写真拡大 (全5枚)

 余命いくばくもない女優、彼女が最期に仕組んだ“家族劇”とは――? こまやかに描かれる、登場人物たちの人生。絵画のように美しいポルトガルの風景。ラストシーンはきっと、繊細な美しさに胸を打たれるはず。

 映画「ポルトガル、夏の終わり」が8月21日(金)からシネ・リーブル神戸、テアトル梅田などで全国ロードショー。

 主人公の女優、フランキーを演じるのはフランス出身の女優イザベル・ユペール。元夫のミシェル役はパスカル・グレゴリー、現夫のジミー役はブレンダン・グリーソンが演じる。今作は、アイラ・サックス監督の『人生は小説よりも奇なり(2014)』に感銘を受けたイザベル・ユペールがラブコールを送り、それを受けた監督がユペールのために書き下ろしたもの。他にも、マリサ・トメイ、ジェレミー・レニエ、グレッグ・キニアなど実力派の豪華俳優陣が出演。

 舞台となるのは、ポルトガルのシントラ。世界遺産の町であり、イギリスの詩人バイロン卿が「この世のエデン」と称賛した美しさを誇る。迷路のような路地や“リンゴの浜”、赤い路面園舎など、幻想的で目を奪われるシーンばかりだ。この作品では、主人公フランキーとその家族ら、人々が歩んでいる「人生」がテーマとなっている。登場人物が抱く感情は、明確に説明されないが、何気ないやり取りや仕草、表情からうかがえる彼らの人生。群像劇のように始まる物語だが、次第にパズルのように組み合わさり、迎える結末とは――。

 ポルトガルの避暑地、シントラは、世界遺産にも認定された神秘的な町。深い森と美しい海、歴史ある城跡に囲まれたこの地で、女優フランキーは家族や友人を呼び寄せていた。夫、かつての夫、息子、義理の娘の家族、そして年下の友人……。

 何気ない夏のバカンスに思えるが、実は、フランキーは自らの余命が長くないことを知っていた。彼女は、家族や友人、最愛の者たちの人生を、少しだけ演出しようと仕組んでいたのだ。

 カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。アメリカのメディアは、「忘れられない卓越したエンディング!」(ザ・ニューヨーカー)、「今最も変幻自在な女優イザベル・ユペール クールな表情から、感情が匂い立つ」(ワシントン・ポスト)などとして、星を3つ並べて絶賛している。映画「ポルトガル、夏の終わり」は、8月21日(金)全国ロードショー。

配給:ギャガ
(C) 2018 SBS PRODUCTIONS / O SOM E A FÚRIA
(C) 2018 Photo Guy Ferrandis / SBS Productions

※ラジオ関西『PUSH!』2020年8月20日放送回より