「軽い熱中症になった時があって、それをキッカケに試したら全然違うんです。いま、6本ぐらい持っています」と、日傘を差して登場したのはタレントの石井正則だ。各地で猛暑日が続き、「グッとラック!」の特集は、日傘男子のススメだった。

ツイッターなどにも「日傘男子デビューしました」「日傘はじめました」という書き込みが増えていて、東京・日本橋の傘専門店「小宮商店」の小宮宏之社長はこう話す。「1日に4、5人くらいの男性のお客さんがいらっしゃいますね。当店の傘は遮光率99・99%ですので、絶対に日に焼けたくない方にとくに人気があります」

傘のすそが目線と同じ高さになるように深めに差す

有楽町駅前で、日傘を差した50代の男性に話を聞くと、「使った後でわかるんですけど、(日傘が)すごく熱くなっているんですよね。(強い日差しから)助けてもらっている実感がします」という。取材ディレクターが検証してみると、気温37度の炎天下に3分間立っていただけで頭頂部は45・3度に上昇したが、日傘を差していると35・7度と気温より低かった。やはり、日傘効果は大きい。

ただ、日傘男子は多くない。きょう唯一の男性コメンテーター、山崎大祐(社会起業家)は「まったく使ったことがないですね。傘を持つと、すぐ忘れちゃうし」という。街で聞いても「両手がふさがるので面倒」という声は多い。しかし、石井は「そんなことを言っても、年々気温は高くなっていて、命にかかわることですから、みなさんもぜひ」とすすめる。

司会の国山ハセン「そこで、上手な使い方を紹介します。傘の製造なら(株)小川営業の藤田侑樹さんに聞きました。まず持ち方は、傘のすそが目線と同じ高さになるように深めに差すことが大事です」

すっぽり覆うようにすることで、照り返しを防ぎ、肩が熱せられるのを防ぐという。日本医科大の北村義浩・特任教授は「肩から首には脳につながる太い血管が通っているので、ここが熱くなると熱中症になりやすく、危険です」と解説した。日傘は帽子と比べても、上半身の体温上昇を防ぐ効果は大きい。