情報処理推進機構(IPA: Information-technology Promotion Agency, Japan)は8月19日、「安心相談窓口だより:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、「Facebookのメッセンジャーで友達から動画が送られてきた」という相談が多数寄せられたほか、2020年7月には増加傾向が出ているとして、注意を呼びかけた。乗っ取りを受けたアカウントからメッセージが送信されたものと考えられており、注意が必要。

安心相談窓口だより:IPA

送られてくるFacebookメッセンジャーのメッセージには「このビデオはいつでしたか?」などと書いてあり、動画の添付が装われているという。しかし、動画と見られるデータはURLが添付されているだけで、実際にはFacebookのアカウント入力を求めるニセのページが表示されるだけだとされている。

ここでアカウントデータを入力してしまうと、アカウントデータが窃取される。また、そこからさらにアプリのインストールへ誘導されたり、アンケートサイトへの情報入力などを促されたりすると説明されている。

普段やり取りを行っているユーザーからメッセージが送られてくるため、安易にリンクをクリックしてアカウント情報を入力してしまう可能性がある。今回のケースでは、メッセージを送っているのはユーザーではなくアカウント乗っ取りを受けて第三者かプログラムが自動的に送信したものと見られ、注意が必要。

「安易にアカウントデータを入力しない」「安易にアプリのインストールをしない」「安易にURLをクリックしない」といった対策を普段から実施しておくことが望まれる。