ラーメンチェーンの「幸楽苑」が、8月20日、AIを活用した非接触型の自動配膳ロボット「K-1号(ケー・イチゴウ)」導入の実証実験を開始することを明らかにした。8月27日(木)より本宮店(福島県本宮市)にて試験運用を開始する。

「K-1号」の導入は、新型コロナウイルス感染症対策、および店舗スタッフの負担軽減を目的としたもの。顧客がテーブルに設置してあるタブレットで料理を注文すると、店舗スタッフが注文内容を確認。出来上がった料理をロボットのトレーに乗せてタッチパネルで移動を指示すると、注文者の席まで料理を運ぶという流れとなる。

ロボットにはセンサーが搭載されており、人や物にぶつからず安全に走行することが可能。注文客が料理を受け取った後、ロボットの音声案内にしたがって頭のセンサー部分に手をかざすとロボットは厨房に戻るという仕組みになっている。

幸楽苑では、今後も最新のテクノロジーを活用することで、店舗の省人化・デジタル化を目指していくとのこと。

<実証実験が行われる店舗>

幸楽苑 本宮店』
住所:福島県本宮市本宮万世176番6
営業時間:午前8時〜午後9時
    (ラストオーダー:午後8時30分)
電話番号:0243-63-0230
URL:https://stores.kourakuen.co.jp/20351

株式会社幸楽苑ホールディングス
URL:https://stores.kourakuen.co.jp/
2020/08/20