旅行代理店の売上は6〜7月(2020年)、前年同期の1・4%までしかなかった。

司会の加藤浩次「98・6%減か。ほぼない。東京オリンピックのための設備投資をした中での低さだものなあ」

東京都港区に本社がある日通旅行は、去年は毎月平均300億円の売上があったが、今年は3月が13%、4月2%弱、5月は1%だった。「この1年で旅行業者はギリギリに追い詰められ、あえいでいます」(岩崎茂則取締役)という。

貸し切りバス業界も今、稼働はほぼゼロ。燃料、タイヤ、部品業界にも影響は及ぶ。

旅行はするけど宴会はしない。その自制心が大事

旅館ホテルも深刻。浅草に去年12月にオープンしたばかりのホテルは4、5月に休業せざるをえなかった。ただし、お盆時期は満室で、都民向けに始めた半額プランで8月も満室という。一方には売上80%減が2月から続き、今は土曜と連休だけ営業する旅館もある。こうした宿泊施設と取り引きするリネンや清掃業者は「雇用確保が一番の問題」というところまで追い込まれた。

坂口孝則(経営コンサルタント)「25兆円産業と言われてきた業界だが、普通は数カ月分の現金しか保有しないから、1、2カ月止まるとカラの状態だろう」

近藤春菜(お笑い芸人)「行く側も、行きたいけれど(コロナで)行けないもどかしさがあります」

日本感染症学会専門医の水野泰孝医師は「夜の宴会は避けてほしいが、自分の車での移動や近場の観光地で、家族でリラックスすることは考えていい。とくに変わったことをしなければ、感染は最小限に抑えられます」

モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「上手に近場の旅行から。旅行はするけど宴会はしない。そこの自制心だと思う」