芸人たちが普段のネタとは一味違う「クセがスゴくてクセになるネタ」を披露するバラエティ番組。千鳥のノブと大悟がMC。この日のゲスト高橋克実と新木優子と共に33組のネタを見守っていた。
ネタのクセがスゴいかどうかは別として、MC千鳥のクセは間違いなくスゴい。ネタをやっている最中もそれを見ている千鳥のマイクは入っているらしく、彼らが容赦なくツッコんでくるのだが、正直言って、そっちのほうが面白かったりもするのだ。
たとえば、トップバッター・レインボーの場合。男女カップルを再現したネタの際に、女性をカメラで撮ろうとするがその美しさに思わずカメラを撮るのを忘れて見惚れてしまう、というシーンでのこと。なんとも言えない表情の男性を見たノブが、すかさず「若い頃の織田裕二さんみたい」と言えば、大悟が「怒られるぞ、全然違うわ」とツッコむというように。そこからはもう彼の名(迷)演技が、「織田裕二」にしか見えなくなってしまった。視聴者にしてみれば、千鳥と一緒にテレビを見ているような感じが味わえる。
とはいえ、このパターンのネタ番組といえば、藤井隆と東野幸治の「あらびき団」(TBS)がすでにある。2007年10月から2011年9月までレギュラー化され、その後も特番として何度か放送され、今年5月にも放送された。この10月からレギュラー化すると発表されたが、そこはかとなく漂う「あらびき団」臭は払拭しないと......。(放送2020年8月15日21時〜)

(白蘭)