映画『糸』で桐野香を演じた榮倉奈々
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 菅田将暉と小松菜奈が共演した新作映画『糸』(8月21日公開)に出演している榮倉奈々。菅田演じる高橋漣と恋愛関係になる桐野香を熱演し、存在感を放っている。

 本作は中島みゆきの名曲「糸」を基に描かれるラブストーリー。平成元年に生まれ、13歳で出会った高橋漣(菅田)と園田葵(小松)の18年間を映し出す。榮倉は漣が働く北海道のチーズ工房の先輩・桐野香を担当した。

 若い香が自身の過去の恋愛を思い返すシーン、母親になってからの表情、病におかされてからの演技など映画の随所で榮倉の好演が光る。プロダクションノートによると榮倉は香を演じきるために1か月で7キロもの減量を行って撮影にのぞんだ。

 また、瀬々敬久監督から榮倉に対して「女神のような気持ちで演じてください」と演出があったシーンもあり、榮倉の演技を受けた菅田は「すごいよ、あんな表情見たら泣いちゃうでしょ!」とカットがかかってからも涙が止まらなかったという。

 2016年に俳優の賀来賢人と結婚し、2017年に第1子が誕生している榮倉。映画『糸』のほか、日本テレビ系で10月に放送予定の「東京タラレバ娘」スペシャルドラマにも出演している。(編集部・海江田宗)

映画『糸』は8月21日より全国公開