「GoToキャンペーンで、ちょっと高い温泉旅館に泊まったら大失敗」というSNSの書き込み。何かと思ったら、「料理が多すぎて到底食べきれない」と、添えられた写真は、山海の珍味が画面から溢れていた。ところがこれ、かえって旅館の評判をあげたというから近頃のネットは面白い。

この旅館は、群馬県万座温泉の「万座亭」。美白、リューマチ、腰痛に効くという名湯だ。お盆期間中のGoToキャンペーンで、1人1泊1万8700円のところが、6500円安くなった。

「シニアにはとても食べきれない。廃棄前提」と書き込むと...

ところがこれを利用した、おそらく高齢の方だったのだろう。「とても食べきれない」と夕飯の写真をSNSに載せ、「これにさらに天婦羅とご飯お吸い物、多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまりは廃棄前提」と書き込んだ。

通常、こうした書き込みには同調者が集まって炎上となるのだが、今回は違った。書き込みへの批判が出たのだ。「#廃棄前提おじさん」「#万座温泉」「#万座亭」というハッシュタグまでできて、逆に温泉旅館に注目が集まった。

旅館に聞いてみると、「廃棄前提ということはない。全部召し上がっている方もいらっしゃいますし、残されるかもいらっしゃる」という。「当館自体を多くの方に知っていただいたというのは、喜ばしいことですね」。現に問い合わせが増えたそうだ。

司会の羽鳥慎一が、写真を見ながら、「どうだろう、多すぎるかな」

タレントの長嶋一茂「多いとは思わない。5回分くらい食えるよ」

野上慎平「はじめは、そうだね、(廃棄は)もったいないね、と言っていたのが、だんだん潮目が変わって、この旅館いいねとなった」

ITジャーナリストの三上洋さんも、「批判から評判が上がったというのは大変珍しい」という。

吉永みち子(編集者)「同調してみんなで叩きまくるのが、調べてみたら、いいねとなったのは進歩かなぁ」

斎藤ちはるアナ「批判から、みんなで応援しようとなった。いいこと」